結婚を境に変化した人間関係

暮らしのこと

結婚をしても「何も変わらない」と思っていた

結婚をしても「何も変わらない」と思っていましたが、私の周りでは少しずつ生活や人間関係に変化が生じてきています。

それは悪い意味ではなく、良い意味でです。

職場では「孤独な未婚の男性」の肩書きだったものが、結婚を境に「家族を養う大黒柱」という肩書きになったからでしょうか。

周りのスタッフからの接し方が丁寧になっている気がします。

丁寧というと語弊があるかもしれませんが、「こんな人でも、意外にちゃんとしているんだなぁ」と認識してくれたからでしょうか。

今までは、間違っていることを真面目に指摘しても、素直に聞いてくれなかったものが、急に素直に受け入れてくれるのです。

素直すぎて怖いぐらいです。

一方で、お互いに尊敬している仲間同士では、さらにお互いに敬意を持って接するようになりました。

これはこれで、とても気持ちの良い人間関係で、私としてはこのご縁をずっと大切にしていきたいなと思っています。

相方のご両親との関係にも変化が

相方のご両親との関係は、「結婚」を機会に、さらにグッと縮まったように感じます。

親しみを込めて「けんちゃん」と呼んでくれるご両親。

今週迎える私の誕生日に合わせてプレゼントを送って頂いたりもしました。

生活に不自由はしていませんが、ご近所から頂いた野菜などもたくさん送ってくれます。

「傷んでしまうと、野菜達が可哀想だから」

そのような言葉を添えて送り届けられた野菜達を見ると、ご両親のほっこりする優しさに胸が熱くなります。

お気遣い大丈夫ですよと言っても、いっこうに止まることがない優しさ。

こちらとしては大変恐縮してしまいますが、その優しさが止まらないのには理由があるようです。

相方から聞いた話ですが、私たち以上に、私たちの結婚をご両親が喜んでいるようです。

溺愛の娘が、立派な人と結婚できたこと。

そして新しい家族が増えたこと。

これらが重なって喜びが増し増しになり、優しさが止まらないようです。

私自身、立派でも高尚でもない、ただの腑抜けた人間だと思っているのですが。

ご両親にそのように思ってくれているだけで、私は生きていて良かったなぁとしみじみ思います。

とてもありがたい話です。

と同時に、そのご両親の期待に応えるためにも、日々精進しなければならないとも思いました。

身の引き締まる思いで、明日からも私は前を向き人生を駆け上りたいと思います。

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