登山初心者が選ぶアタックザック【Matador Freefly16】

Matador Freefly16好きなもの・こと
Matador Freefly16

私はアタックザックをノースフェイスの「フライウェイトパック22」にするか最後まで悩みました。

悩みに悩んだ末、最終的に選んだアタックザックは【Matador Freefly16】です。

今回の記事では、【Matador Freefly16】を選ぶに至った経緯と、実際の商品の仕様について詳しく紹介し、アタックザック選びで悩んでいる登山初心者の方の参考になれたらと思っています。

ノースフェイスの「フライウェイトパック22」で悩む

1人でアタックザック選びに悪戦苦闘している中、宝剣岳に一緒に登る予定の友人にアタックザックについて相談しました。

すると、友人もアタックザック選びで悩んでいることがわかりました。

その友人との間で話題に挙がったアタックザックは、ノースフェイスの「フライウェイトパック22」でした。

  • 重さは200g
  • ポケッタブル仕様時のサイズは17×12×5cm
  • シェル素材は、40デニールダブルリップストップナイロンを採用
  • コンプレッションベルトあり
  • サイドポケットあり
  • チェストベルトおよびウェストベルトあり

上記がノースフェイスの「フライウェイトパック22」の簡単な仕様となります。

ポケッタブル仕様時のサイズが17×12×5cmとありますが、これは大体両手におさまるぐらいのサイズ感です。

シェル素材のダブルリップストップナイロンは、シュラフやテント、スタッフバックなどのアウトドア用品、また軍隊の戦闘服やカーゴパンツなどの装備品に使われている材料です。

格子状にナイロン繊維が縫い込まれているため、軽量なのに、破れたりほつれたりしにくい高い耐久性があります。

↓下記のサイトが「リップストップ生地」に関してわかりやすく解説しています↓

https://camphack.nap-camp.com/6446

荷物を圧縮することができるコンプレッションベルトの有無は、ザックの中の荷物の動きを抑えてくれるので、走ったりしても荷物に体の動きがとらわれる心配がありません。

「フライウェイトパック22」では、ザックの両サイドにメッシュのサイドポケットが配されています。

これによって歩きながら携帯食料やペットボトルを取り出して、エネルギー摂取や水分補給をすることができるのでかなり便利そうです。

ショルダーハーネスには、メッシュ素材の通気性の良い素材が使われています。

また、チェストベルトは上下の位置を変えられるので、購入者の体格に合わせて調整することができるのは嬉しいポイントです。

そこにさらにウェストベルトをすることで、より安定した山行をすることができそうです、

何より、ノースフェイスブランドでありながら、これで税込8000円代はかなりお得な感じがします。

クリアランスセールで5775円と価格が安くなっているのはさらに嬉しいポイントです。

200gの重さを減らしたく「フライウェイトパック15」も検討するが

ノースフェイスの「フライウェイトパック22」はかなり優秀なアタックザックではないかと思います。

正直、このノースフェイスの「フライウェイトパック22」にするかかなり悩みました。

日常使いもでき、汎用性が高いことに関して言えば、妥協する余地はまったくないと思います。

しかし、それでも登山のアタックザックとしての“携帯性”を考えた場合、200gという重さをさらに減らすことはできないのか?と考えるようになったのです。

なので、22Lよりさらに少ない容量の15Lのザックを欲する気持ちが私の中では芽生えてしまいました。

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であれば上記に記載した「フライウェイトパック15」の容量が正解かもしれません。

しかし、「フライウェイトパック22」にしても「フライウェイトパック15」にしても、いずれも完全防水ではない点に関してはどちらも私の求めている機能の要件に合致しませんでした。

どこを落とし所にするかは非常に悩みましたが、バイク通勤のことも考え、防水機能に関してもう少し特化したものがないか探してみることにしたのです。

↓私が求めている機能の要件↓

・軽量でありながら、安定性があり、天候に左右されず使用可能。

・登山行程中の携帯性も考慮され、日常使いも想定して適度な容量で汎用性が高いもの。

最終的に選んだアタックザックは「Matador Freefly16」

あれこれ悩んだ末、最終的に選んだアタックザックは「Matador Freefly16」にしました。

「Matador Freefly16」は、ジッパーをシームレス加工によって防水加工を施した、完全防水のザックとなっています。

これで天候に左右されずに普段使いもできそうです。

Matador(マタドール)MTD フリーフライ16
「Matador Freefly16」

重さはなんと136g

パッカブル仕様であり、収納サイズは7×12×8cm。

ほぼ片手におさまる大きさです。

Matador Freefly16
Matador Freefly16

私が愛用しているモンベルのバーサライトパンツと並べてみると、「山と食欲と私」のコミックにすっぽりおさまってしまいます。

MatadorFreefly16とバーサライトパンツと「山と食欲と私」のコミックを並べてみた
MatadorFreefly16とバーサライトパンツと「山と食欲と私」のコミックを並べてみた
「山と食欲と私」のコミックにすっぽりおさまる
「山と食欲と私」のコミックにすっぽりおさまる

このバーサライトパンツの重さは83gとなっています。

「Matador Freefly16」の重さ136gと合わせても、219gと驚異的な軽量化を図ることができました。

「フライウェイトパック22」の重さが200gなので、ほぼトントンです。

MatadorFreefly16とバーサライトパンツ
MatadorFreefly16とバーサライトパンツ

内容量は16Lと一般的に推奨しているアタックザックの容量より少なめにしてみました。

これが吉と出るか凶と出るかは使ってみないとわかりません。

実際にどれだけ物が入るのか試してみました。

MatadorFreefly16斜め背面観
MatadorFreefly16斜め背面観

↑この中には下の写真のものがすべて入っています。

ザックの中身
ザックの中身

mont-bellのクリマエアジャケット、Milletのレインウェア2Lペットボトル(未開封)ファーストエイドキット折りたたみクッションエマージェンシーシート

これらを入れてみました。

想像以上に16Lという容量は結構入ります。

未開封の2Lのペットボトルが入っても余裕です。

これは大変びっくりしました。

MatadorFreefly16横面観
MatadorFreefly16横面観

ザックの左サイドにメッシュのサイドポケットが配されています。

500mlのペットボトルもスムーズに取り出せます。

MatadorFreefly16正面観
MatadorFreefly16正面観

かなり幅広のショルダーハーネスが配されています。通気性に関してはメッシュ素材のため申し分ありません。

安定性に関して言えば、チェストストラップがないため少し心配な部分があります。

なのでこれを補うために、私は別途チェストストラップを買い装着してみることにしました。

チェストストラップを装着してみた
チェストストラップを装着してみた

しかし、幅広のショルダーハーネスにチェストストラップをつけると、幅広のショルダーハーネスが潰れてしまい異物感を感じるようになってしまいました。

薄く幅広のショルダーハーネスによってフィット感を補っている仕様なので、無理にチェストストラップをつけてしまうとフィット感が損なわれてしまうようです。

なのでチェストストラップをつけないで山行を行なった方が安定感があると思いました。

ショルダーハーネスがチェストストラップによって潰れてしまった
ショルダーハーネスがチェストストラップによって潰れてしまった

実際、幅広のショルダーハーネスでしっかりホールドされている感覚はあるので、安定性は大丈夫だと思いました。

きつくホールドしてしまうと、肩の可動域が心配ですが、実際に登ってみないとわかりませんね。

このザックを用いて、今度、宝剣岳をアタックしてみたいと思います。

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