美味しいスイカの見分け方
近所のスーパーに買い物にいくと、青果コーナーに梨が置いてあるのを目にした。
梨が置かれるようになると、夏の終わりが近づいているのを実感する。
夏の終わりの前に夏を感じようと、青果コーナーで手にするのはスイカ(西瓜)だ。
最近はブロックにカットしてあるスイカが店頭に置かれ、以前よりもだいぶ便利になってきた。
カットしてあると、食べたい時にパッと食べられるのが嬉しい。
しかし、ブロックにカットしてあるスイカは、美味しさに当たり外れがある。
美味しいスイカを判断するには、1/8サイズにカットされた半月型の形の状態で購入するのが良いと思う。
綺麗に整っているスイカを手に取ってしまいがちだが、実は綺麗に整っているものよりも、中心に線が入って割れているスイカの方が美味しいのだ。
土から栄養を得るスイカは、中心の赤い部分に栄養を蓄積していく。
その栄養が充満することによって、中心の赤い部分が割れてくるからだ。
見た目は悪いかもしれないが、味は美味しいのでぜひ試して欲しい。
日数が経過してしまったスイカは、見た目もグズグズになり、食べるとシャリ感も消えてしまう。
味は問題ないのだが、触感が美味しさを半減させてしまうのだ。
そういう場合は、スイカジュースにすると良い。
少し塩を足して作ると、とても甘いスイカジュースになる。
触感も気にならないので、味だけに集中できる。
桃の美味しい食べ方
夏の終わりが近づいているので、桃を手にするのも良いかもしれない。
9月になると桃の出回りは一気に少なくなり、青果コーナーから徐々になくなってしまうからだ。
ジャムやコンポートなどに加工しても良いのだが、私はそのままが食べるのが1番好きだ。
特に熟す前の“硬い”桃が好き。
食べる直前に冷蔵庫で冷やして、サクサクとした触感を味わいながら食べるのが、桃にとっては1番幸せだと勝手ながら思っている。
桃の存在理由が、それできっと満たされるはずだ。
バスツアーのこだわり
毎年、この時期になるとバスツアーで桃狩りに行っていた。
コロナの影響で去年に引き続き今年もバスツアーを利用することは叶わなかった。
予約はできるのだが、最小催行人数に達しないため実施されないのだ。
桃狩りと桃食べ放題、桔梗屋信玄餅の詰め放題がセットになったプランにいつも申し込んでいる。
食べ放題でお腹がタプタプに満たされるのだが、家に帰っても桃の余韻に浸りたいので、桃狩りもしっかりプランに組み込むのが私の流儀だ。
信玄餅くんとの付き合い方
信玄餅の詰め放題は、技術を覚えれば20個は余裕で詰めて持ち帰ることができる。
そんなに詰めて持ち帰っても、賞味期限までに食べきれないと思うかもしれない。
実際、賞味期限までに食べることは難しいのだが、賞味期限が過ぎても美味しく食べられる。(メーカーは推奨しないが)
信玄餅はそのままで。と言いたいところだが、申し訳ないが信玄餅くんはそのままで食べさせるわけにはいかない。
信玄餅くんはスーパーカップバニラ味とのコラボレーションを所望しているからだ。
いきなり擬人化させてしまって読者の方々は混乱をきたしてしまうかもしれないが、ここは何も言わず付き合って頂きたい。
まず、大きい器にスーパーカップバニラ味を移し替えたら、そこに信玄餅くんを投入するのだ。
そして上から付属の黒蜜をかけてあげると、「なんて気持ちの良い黒蜜なんだ!」と信玄餅くんが歓喜に沸き踊り狂うだろう。
アイスときなこ、黒蜜の相性が抜群なのは言わずもがな、アイスと絡まった信玄餅くんの口の中でのパフォーマンスは想像を遥かに超える美味さになる。
これぞ家庭版の信玄餅ソフトの出来上がりだ。
信玄餅くんの存在理由は、これで果たされるはずだろう。
夏の終わりが近づくころに、私の頭の中で思いついた“おいしい夏”を今日は綴ってみた。
コメント