小商いを始めようと思ったきっかけ。

コーヒーのこと

以前の記事にも書いたが、愛知県でおすすめのスポットは?と聞かれたら有無を言わさず一押しするのは知多半島だ。

知多半島の南知多や半田という地域では定期的にマルシェが開かれる。

都内で仕事をしていた時はマルシェに巡り会うことはなかった。

愛知県の親友に、連れて行ってもらったのが初めての体験だったと思う。

言葉の意味に関しては、フランス語で「市場」という意味らしい。

ヨーロッパの地方ではスーパーよりもマルシェでの買い物が根強く残っている印象がある。

フリーマーケットと比較されることも多いが、フリーマーケットは使わなくなったベビー用品や玩具、日用品や古着など不用品を売ってるイメージが強いが、マルシェは野菜、加工食品、オリジナルブランドのアクセサリーや衣服を販売していることが多い。

初めて体験したマルシェでも、朝採れたての野菜や、オーガニックの材料で作られたマフィンやベーグル、吹きガラスで製作されたアクセサリー、草木染めで染色されたリネンなど、多くの生産者やクリエイターが出店していた。

マルシェを初めて体験して感じたことが2つある。

1つ目は、生産者やクリエイターの顔が見えることで安心して購入することができたこと。

2つ目は、製品に対しての生産者やクリエイターの考えや気持ちが直に伝わったこと。

この2つによって、生産者やクリエイターと私が強く繋がることができた。

仕事で関わってきた人とは、また別のカテゴリーの「人の繋がり」を実感できたのだ。

この関係性はとても興味深い体験だった。

「人との繋がり」から、「人の温かさ」に触れることができたため、心が笑顔になれたんだと思う。

この経験から私は、小商いをはじめてみたいと思うようになった。

消費者と繋がれるような、人の温かさに触れることができる小商いを。

コメント