父の四十九日法要

日々の出来事

今日は、父の四十九日法要でした。

朝8時15分には、黒スーツと黒ネクタイをして自宅を出発します。

残念ながら晴天とはいかず、あいにくの雨模様です。

歩道の水溜りには、どんよりとした雲が映っています。

昨日、事前に準備したお線香と供花を持って、電車でお寺に向かいます。

法要の開始時刻の30分前には、お寺に到着してお墓を掃除する予定でした。

しかし、到着したのは法要開始時刻の10分前。

急いで相方と共にお墓に行き、お墓周りの掃除を始めます。

結局5分程度しか掃除はできなかったので、枯れてしまった供花や大きく目立った雑草だけを取り除き、持参した新しい供花をお墓にお供することにしました。

お墓の周りには、緑で美しく輝くツツジが植えられているのですが、その周りには「ドクダミ」がたくさん生い茂っていました。

12月に母の3周忌を迎えてから、掃除していなかったので、自然の無法地帯となっていました。

ドクダミの独特の香りがお墓の周りに漂います。

まさに恐怖。

お墓の側には、納骨屋さんがすでに待機していました。

納骨屋さんは、自分の仕事をしたいらしく、早くどこかに行ってくれと言わんばかりに私たちにプレッシャーをかけてきます。

いやいや、こちらも焦ってるねんと思いながら、供花を袋から取り出したりしていると。

痺れを切らしたのか、納骨屋さんもお墓の掃除を手伝ってくれました。

納骨屋さんに感謝をし、私たちはお墓を後にしましたが、納骨屋さんの仕事って何をするんだろう。

そう疑問に思ったので調べると、特に資格などはいらない仕事のようです。

自分でやろうと思えば、納骨も自分でできるそうですね。

しかし、納骨の際には重い石を動かさなければならないので、重労働であること、そして納骨した故人の名前を掘らなければいけないので、やはりその道のプロに任せるのが1番です。

WEBで求人広告を見ると、納骨の仕事は日給で1.2〜1.7万円ぐらいでした。

力自慢の方は興味があればぜひ。

ふと、空を見上げると、雨はちょうど止んでいました。

そう言えば、先月行った父の葬儀の日も雨が降っていましたが、出棺の時には雨が止んでいたなぁ。

なんとも不思議なご縁を感じる瞬間でした。

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