ウィリアム・デフォーの演技が素晴らし過ぎる
あの二重人格の演技は、誰もが旋律を覚えてしまいます。
共演したトム・ホランドは、グリーンゴブリンとの戦闘シーンのリハーサルで初めてウィリアム・デフォーと相対したそうですが、そのリハーサルの段階で本番さながらの演技を始めたことに衝撃とともに感銘を受けたそうです。
いや、役者なら当たり前じゃない?と思うかもしれませんが、20年前の演技をさらに磨きをかけて演技できるなんてすごくないですか?
同じ演技を20年間続けているんならまだしも、他にもたくさんの映画に、それも様々な役柄で出演してるわけですから、20年前と同じ役柄で同じように演技をすることはとても難しいはずです。
それをさらに磨きをかけて演技していることに、ウィリアム・デフォーの役者としての素晴らしさに感動してしまいました。
私たちの身の回りのことで想像してみてください。
20年前にできた逆上がり。今もできますか?
20年前よりもさらに磨きをかけた素晴らしい逆上がりができますか?
そんじょそこらの練習量では私はできませんて。
アンドリュー・ガーフィールドのアドリブの件
↑以前のブログで、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの2人が出演したことに、私が劇場で大変興奮したことは記事に書かせていただきました。
誰かがTwitterでツイートしていても見ないように心がけ、完全に前情報をシャットアウトしていたので、本当に感動してしまったんです。
結果、最高の観後感となり、幸せを頂きすぎてしまいました。
私の目ん玉、眼福です。
YouTubeの考察動画を見ると、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドの2人は、2020年の12月の時点でNWHに出演することを契約していたようです。
それまでアンドリュー・ガーフィールドは散々「僕はNWHには出演しないよ」とインタビューで答えていたので、私はてっきり出演しないと思っていましたが、良い意味で大変裏切られました。
アンドリュー・ガーフィールドは、2014年にアメイジングスパイダーマン2が公開されたのち、続編の話も挙がり、自身も3本目の出演を契約していましたが、なぜか映画制作が打ち切りとなってしまいました。
それまでの2作の興行収入が満足いかなかった、監督と会社の方針の違い、本人の態度、色々な憶測が飛び交っているそうです。
そんな渦中にいながら、2016年には「シビル・ウォー」の公開がされていますので、2014年あたりから新たなスパイダーマンとして、アンドリュー・ガーフィールドではなく、他の役者の選考及び出演の話が進められていたと思います。
結局、スパイダーマンを降板という形となってしまったアンドリュー・ガーフィールドにとっては、大変辛い思い出となってしまったのではないかと勝手ながら思ってします。
それにも関わらずトムホ版スパイダーマンNWHに出演を決意してくれたことは本当に感謝でしかありません。
YouTubeの考察動画によると、NWHの作中、トム・ホランドとトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドの3人がヴィランを相手に自由の女神像の上で連携して戦おうと一致団結します。
その際に、アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカーが、2人のピーター・パーカーに対して「愛してる」と言ってから3人は戦いをスタートさせるのですが、そのシーンはアドリブだった可能性が高いそうです。
もし、本当にアドリブであるならば「僕自身はスパイダーマンという作品が辛い思い出となってしまっているが、こうして3人で出演できたことは誇りに思っている。先輩と後輩にあたる2人の作品は本当に尊敬しているし、純粋に2人を愛しているよ。」という意味が込められていたのではないかと、私自身考えてしまいます。
そう考えただけで涙が出てきます。
アンドリューの人柄に感謝でしかない。
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