赤く咲き誇る曼珠沙華をもう一度

曼珠沙華日々の出来事
曼珠沙華

お彼岸におはぎ

20日の今日は敬老の日。

秋分の日が23日なので、今年の彼岸入りは今日からのようです。

お墓参りに行くと、私以外にもたくさんの家族がご先祖様のお墓まわりを整備していました。

私も少しだけ草むしりを。

昨日すでに私の兄がお墓まわりの草むしりをしてくれたので、ほとんどきれいに保たれていましたが。

お墓の上の方には背が高い草が生えていましたが、いかんせんそこまで届かないので、本格的に草刈り機とかを持ってこない限り、刈り取ることは難しそうでした。

お彼岸と言えば、私の自宅近くに曼珠沙華の名所があります。

巾着田です。

巾着田は、日高市の日和田山から見渡すと、高麗川に囲まれた土地がまるで巾着のように見えるため、「巾着田」と呼ばれています。

日和田山から見る巾着田
日和田山から見る巾着田

写真は昨年撮影した日和田山からの写真ですが、写真ではあまり巾着のように見えていませんね。

子供の頃は、よく遠足でこの山を登ったことがあるので、この風景をみるとなんだか懐かしく感じます。

この巾着田に毎年約500万本の曼珠沙華(彼岸花)が咲き誇ります。

見頃を迎える9月頃から赤く美しい景色がこの場所に広がるのです。

巾着田曼珠沙華まつり
巾着田曼珠沙華まつり

写真は2019年に埼玉県日高市で開催された「巾着田曼珠沙華まつり」の時の写真です。

とても美しい場所ですよね。

巾着田曼珠沙華まつり
巾着田曼珠沙華まつり

赤く咲き誇る曼珠沙華は、別れの花の意味があり、故人を尊ぶ際に使われることもあります。

実際に、お彼岸を待っていたかのようにその実を開花させるので、和名も彼岸花と呼ばれています。

曼珠沙華が道端で咲いているのを目にすると季節の変わり目を感じます。

金木犀や桜、梅など、季節の変わり目を感じる植物は、時間の流れを認識させてくれるので、いまを生きることの大切さをより強く感じさせてくれます。

昨年は、コロナ蔓延の時期でもあったので、この「巾着田曼珠沙華まつり」に人を殺到させないために、曼珠沙華が刈り取られるというニュースを見ました。

とても痛ましいショッキングなニュースでした。

先ほど、巾着田の公式サイトをみると、感染拡大防止の目的で今年もすでに刈り込みが実施されたようです。

以前のような赤く咲き誇った曼珠沙華が見れる時は来るのでしょうか。

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