中秋の名月

中秋の明月日々の出来事
中秋の明月

おはようございます。

現在の気温は20度。今日の最高気温は27度の予想です。

めちゃめちゃ秋晴れの天気で気持ちが良いですね。

気持ちも晴れやかになります。

昨日は彼岸入りでもあり、敬老の日でもありました。

そして今日は9月21日なので、お月見(十五夜)です。

日本では、夏の暑さが過ぎ、ゆっくりと涼しくなり始めたこの時期に、満月の夜を楽しむ風習が昔からあります。

昨日は、ちょうど寝る時に電気を消すと、ものすごい明かりが部屋の中に入ってきたため、思わず外を見てみると素晴らしい月と出会えることができました。

なんとも綺麗にまんまるな月が、夜空から煌々と光を降り注いでいるではありませんか。

中秋の名月を見ながら床に入る
中秋の名月を見ながら床に入る

思わずIPhoneのカメラで撮影を試みましたが、やはり写真ではわかりづらいですね。

あまりにも綺麗だったので、部屋の電気を消し、眠くなるまでずっと月を仰ぎ見ながらベッドに横になっていました。

まさに「中秋の名月」に相応しい月で、素晴らしい時間を過ごすことができました。

平安時代からこの風習が続いていると聞きますが、現代のように街の明かりがなかったと思うので、昔の月はもっと綺麗に見えたかもしれませんね。

月明かりの下、これならば勉強することもできただろうなと思いました。

実は昨日、今日がお月見ということもあり、お墓の掃除をした後にお墓のまわりに自生していたススキを自宅に持って帰ろうとしたのです。

しかし、ススキの茎はあまりにも硬く、いくら力を入れても手で折ることが精一杯。

鎌でなければ切り取ることができないようでした。

結局、最後まで手で切り取ることはできず、ただススキの茎を折ったままその場を去ることになりました。

ススキからしたら大変迷惑な話だと思います。

調べてみると、ススキの茎は私が想像している以上に耐久性があり、昔は屋根の材料としても用いられれていたことがあるそうです。

また古くからススキは神様の依り代と考えられているらしく、葉の縁は鋸歯状で手が切れるほど鋭いため、今でも魔除けになるとも考えられているそうです。

お墓まわりに生えているのは、ご先祖さまを守ってくれているからかもしれませんね。

ススキを無理に取ろうとした私はバチが当たるかな?

でも、風習にのっとり、ススキを携えて相方とゆっくり月を眺めてみたかったんです。

ススキには、それだけはわかってほしいと思いました。

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