今日は、久しぶりに仕事の話です。
私の悩みをただただ吐露するような内容になってしまいそうです。
以前の記事でも書きましたが、Instagramの運営というものは、本当に難しいと感じます。
Instagramの運営を医院に導入するにあたり、問題となっていたことは「Instagramを日常的に使ったことがないスタッフをどのように運営に参画させれば良いのか」ということでした。
若いスタッフは、Instagramのアプリから日常的に画像をポスティングすることをルーティン化しているようで、「どんなポスティングが興味を与えるのか」「どういった画像が消費者に良い印象を与えることができるのか」といったことを感覚的に理解しているようです。
私も医院の中では若い年齢層に属していますが、やはり20代のスタッフと比べると「消費者が何を求めているのか」といった内容を具体的にイメージして、それをポスティングすることはかなり難しいと感じています。
そのため、Instagramの運営を若いスタッフにすべて一任している医院もあるようですが、その場合、一任していたスタッフが何かしらの理由で退職等してしまったら、一気にInstagramの運営が滞ってしまうことが懸念されました。
そういったことが起こらないように私は、誰か一人に運営を一任させるのではなく、運営に自主的に参加してくれるスタッフで少しずつInstagramの運営を行うべきだと考えました。
自主的に参加してもらった若いスタッフには積極的にポスティングしてもらいつつ、Instagramに苦手意識を持っているスタッフにも少しずつ良質なポスティングができるようサポートシステムを作ってみることにしました。
そして私は、「Trello」というタスク管理アプリを利用し、運営スケジュールを組み、切れ目のない運営ができるように計画を立案してみました。
この「Trello」というアプリは、タスクの進行具合を全員が確認することができる有用なアプリだと思っていましたが、盲点がありました。
タスクの進行具合を毎日チェックすることを、若いスタッフがルーティン化することができなかったのです。
LINEなどのSNSを利用している多くの若者は、メールアプリを利用する習慣がありません。
そのためビジネスメールを毎日チェックするという行為自体がわからないようです。
これと似たようなことが起こってしまったのです。
次第にアプリを介しての相互のコミュニケーションをすることができなくなり、情報が一方通行のまま、タスクの進行が滞ってしまったのです。
そういったスタッフに「Trello」というアプリを毎日チェックすることはできないか聞いても、「使いにくいため、利用したくない」などの要望が返ってきたためなかなか受け入れてくれることができませんでした。
次第に、アプリの使いずらさを理由にスタッフがInstagramの運営から離れていきました。
Instagramの運営にインセンティブがないこともスタッフが運営から離れていった原因だと思っています。
私は、若いスタッフが積極的に参加できるように、若いスタッフの意向を尊重してみることにしました。
若いスタッフのやりたいようにやらせてみたのです。
その代わり条件をつけました。
やりたいようにやらせる代わりに、Instagramに苦手意識を持っているスタッフを支える役回りをするように指示したのです。
若いスタッフはその場で了承してくれましたが、徐々にその仕事ぶりは落ち込んでくるようになりました。
先日、その仕事ぶりに関して何があったのか本人に聞いてみると、なんとも理解し難い返答が返ってきて、私は落胆してしまいました。
結局、そのスタッフは運営から遠ざかることになり、運営に関わってくれているスタッフはそれにつられてかなりモチベーションが下がってしまいました。
悲しいことですが、継続する力が若いスタッフには足りないようです。
好きなことをして生きることは私も尊重しますが、仕事に関してはそうも言ってられないと思います。
しかし、それもお構いなしのようです。
さて、このモチベーションが下がった運営をどう修正していったら良いのでしょうか。
難しい課題ですが、私が諦めてしまったら仕事になりませんので、今一度熟慮してみることにします。
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