結婚式では、席次表、席札、招待状などのペーパーアイテムが必要になってきます。
ホテル側で用意しているペーパーアイテムを使用する人もいれば、外部発注で委託する人もいると思います。
どちらを選択するかとても悩むところだと思います。
私と相方は、パレスホテル東京で挙式と披露宴を執り行う予定です。
そこで知り得たパレスホテル東京のペーパーアイテム事情と、そこから私たちがどのようなペーパーアイテムを選択したのかについて今回は紹介していきたいと思います
この記事は、次の方々に向けて発信しています。
- パレスホテル東京のペーパーアイテム事情が知りたい人
- ペーパーアイテムの選択で悩んでいる人
パレスホテル東京のペーパーアイテムについて
パレスホテル東京では、ホテルのブランドイメージにあったペーパーアイテムが多数揃っています。
上記の写真は、特に私たちが採用したいと思ったペーパーアイテムです。
パレスホテル東京のブランドイメージである“ブルー”と“シルバー”をあしらったペーパーアイテムです。
シンプルでありながらも、パレスホテル東京のブランドカラーを基調としたデザインになっているので、格式の高さだけでなく、エレガントさも醸し出しています。
その他にも、パレスホテル東京では柔らかな水彩デザインをあしらったペーパーアイテムや、モダンなデザイン、日本の伝統を重んじたデザインなど、ホテルでは多数のデザインのペーパーアイテムが揃っています。
パレスホテル東京では、定期的にブライダルフェアが開催されており、そこでは各種ペーパーアイテムを使ったテーブルコーディネートを見ることができます。
実際に披露宴で使うテーブルクロスの色味や装花との相性などを実物で見れるため、とてもイメージしやすいです。
外部発注することも可能
パレスホテル東京では、ペーパーアイテムを外部発注することも可能です。
特にペーパーアイテムを外部から持ち込む費用はかかりません。
パレスホテル東京で用意されたペーパーアイテムが、自分たちのイメージしているものと違うのであれば、外部発注という選択肢も良いかもしれません。
ペーパーアイテムの取り扱いサイトで有名なのは『HAPPY LEAF』です。
Instagram内の評判も良く、口コミでも評価が高いサイトです。
エレガントや洗練さは乏しいかもしれませんが、ナチュラルで可愛らしいデザインを豊富に取り扱っているように思えます。↓
外部発注のメリットは、パレスホテル東京にはないペーパーアイテムを使用することができるので、自分たちのオリジナリティを出せることだと思います。
また多少なりとも費用を節約することもできます。
これについては後ほど紹介します。
一方で、外部発注のデメリットは、テーブルコーディネートを自分たちで考えなければいけないところです。
パレスホテル東京では、ある程度テーブルコーディネートの型のようなものがあります。
こちらとしては選ぶのがとても楽ちんなんですが、型にハマり過ぎるとのブライダルフェアのようなテーブルコーディネートの参考となるような
パレスホテル東京のペーパーアイテムを採用しなかった理由
私と相方は、当初2人ともパレスホテル東京のブランドイメージがたくさん詰まったペーパーアイテムを採用したいと考えていました。
パレスホテル東京でしか使えないペーパーアイテムなので、せっかく結婚式を挙げるのであれば、その「会場限定」のものを採用したいと思っていたのです。
「会場限定」という言葉にとても弱い私と相方は、最後まで採用するかどうかとても悩みました。
しかし、最終的にはパレスホテル東京で用意されたペーパーアイテムを採用することはありませんでした。
その理由は、パレスホテルのペーパーアイテムが、自分たちが作り上げたいウェディングの雰囲気と一致しなかったからです。
費用は外注といくらぐらい違うのか?
費用を抑えることができるといっても具体的にどれぐらいの費用を抑えられるのか気になる方も多いと思います。
なので、実際に私たちが提示されたパレスホテル東京のペーパーアイテムの見積もりと外部発注した場合のペーパーアイテムの見積もりを比べてみましょう。
まずは、パレスホテル東京のペーパーアイテムの見積もりです。
冒頭でも紹介した【ロイヤルブルー】のペーパーアイテムを採用した場合の見積もりは以下のような金額となります。
- 招待状:506円(以下すべて税込価格)
- 宛名筆耕(印刷):220円
- 席次表(プロフィール入り):946円
- メニュー:396円
- 席札:220円
それぞれの数字の合計は1人当たり2288円となります。
一方で、『HAPPY LEAF』に外部発注した場合の見積もりは次のようになります。
- 招待状:290円
- 宛名筆耕(印刷):無料
- 席次表(プロフィール入り):430円
- メニュー:140円
- 席札:85円または無料(招待状+席次表をまとめて注文の場合)
外部発注する場合は、合計で1人あたり945円となるのです。
パレスホテル東京でペーパーアイテムを依頼する場合と比べると、その価格差は半分以下となります。
これだけ費用に価格差があると、招待するゲストの数が多ければ多いほど、コストパフォーマンスは高くなります。
例えば100人のゲストを招待する場合を考えてみましょう。
1343円(2288円−945円)×100人なので、約134300円も費用を安く抑えることができるのです。
10万円も費用を抑えられたら、ドレスをもっと良いものにしたり、装花のボリュームを増やしたりすることができますよね。
私たちの場合は、30人弱しかゲストを招待しませんので、たかだか40000円程度しか費用を抑えることができませんが、それでもお色直しのブーケ代(約58000円)の足しにはなりそうでした。
外部発注とパレスホテル東京のそれぞれのメリット・デメリット
以下、外部発注とパレスホテル東京でペーパーアイテムを揃えた場合のメリット・デメリットについてまとめてみました。
【外部発注のメリットとデメリット】
- メリット
- オリジナリティが出る
- 費用が安い
- デメリット
- サンプルの請求の数に制限あり
- 自分たちでペーパーアイテムを発注をしなければならない
- 発注は10セット単位と制限あり
【パレスホテル東京のメリット・デメリット】
- メリット
- エレガントで品がある。
- ホテル側で用意しているペーパーアイテムなので、テーブルコーディネートしやすい
- 書面の内容に関しては、例文があるため、鶴の一声で簡単に作成できる
- デメリット
- 同じパレスホテル東京で結婚式を挙げる人と比べたらオリジナリティが少ない
- 費用は高い
書面の内容に関しては、両親主体で出す場合や本人主体で出す場合によって、文章が少しずつ異なってくるようですが、パレスホテル東京ではあらかじめ例文が用意されています。
ホテル側でペーパーアイテムを用意する場合は、「この例文でお願いします」と鶴の一声を掛ければ招待状を簡単に作ってくれます。
一方、外部発注の場合は、自分たちで例文を入力して、業者に文章を送付しなければなりません。
入力の手間が増えるという意味ではデメリットと捉える人もいるかと思いますが、インターネット上には例文のテンプレートがたくさんあるので、それらをコピペしてしまえば、苦に感じることは少ないでしょう。
外部発注のデメリットとして、サンプルの請求の数に制限があること、そして発注は10セット単位と制限があることです。
サンプル請求は無限にできるわけではなく、各業者によってサンプル請求枚数に制限が設けられています。
『HAPPY LEAF』の場合、サンプルの請求は4つまでと決まっています。
それ以上請求する場合は1100円(税込)の費用がかかってしまいます。
なので、限られたサンプルの中からテーブルコーディネートを考えなければいけません。
また発注に関しては1セット単位ではなく、10セット単位と制限が設けられています。
例えば、32人招待する場合、40セットで発注しなければならないのです。
8セット余分に余ってしまいまい、かつその費用がもったいないと思うかもしれませんが、これは業者の決められたルールのため変えることができません。
まとめ
費用の安さを考えると外部発注するかどうか悩む方も多いかもしれません。
しかし、1番大事なのは費用をどれだけ抑えられるかではなく、「自分たちがどのようなウェディングにしていきたいのか」だと思います。
招待状というものは、ゲストの手元に残る初めてウェディングアイテムです。
ゲストの手元に私たちの招待状が届いた瞬間、ゲストの心がポッと温かくなる。
そんな招待状を私たちは作りたい、そして届けたいと思うようになりました。
そのためには、どのペーパーアイテムを選ぶとゲストの心が温かくなるのか熟慮の上たどり着いたのが『HAPPY LEAF』でした。
私たちの価値観とイメージが『HAPPY LEAF』のペーパーアイテムに近かったんだと思います。
そこにたまたま費用の安さというおまけがついてきたという感じです。
自分たちらしさとは何なのか。
何を私たちは届けたいのか。
それを加味してペーパーアイテムを考えていくことが大切だと思いました。
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