パレスホテル東京での挙式(ウェディング)に向けて、ダイエットを頑張っているキラキラ女子も多いのではないでしょうか。
そんなダイエットを頑張っているキラキラ女子のために、医療に片足を突っ込んでいる私が日頃行っている理屈にあったダイエットの方法を教えましょう。
ダイエットは「基礎代謝を維持向上させる戦い」
まず多くの方が行うであろう炭水化物を断つ行為によって、どのようにエネルギーが作られるのでしょうか。
ダイエットは、1日の摂取カロリーが1日の消費カロリーより上回らないように食事コントロールをすれば、体の中の組織からエネルギーを産生しようとします。
ここで炭水化物を断っていると、人間はエネルギーの産生を脂肪から行うようになります。
脂肪の燃焼が促進されることで徐々に痩せていくのですが、ある程度の時期に差し掛かると、体は少ないエネルギーで1日の活動ができるように順応していくようになってきます。
つまり、「基礎代謝」が落ち込んでくるのです。
「基礎代謝」とは、心臓を動かす、呼吸をするなど、生きていくために最低限必要とされるエネルギーのことで、一般的には女性は1200kcal、男性は1500kcalと言われています。
もちろん体重や身長によって多少の数字は前後します。
この順応によって基礎代謝が減少すると徐々に1日の消費カロリーも減少してくるので、いくら1日の摂取カロリーを制限しても、下げ幅は少なくなり、体重減少も緩やかになってしまうのです。
これを「停滞期」と呼びます。
この「停滞期」に入ると、人間は脂肪の燃焼以外にも、筋肉のタンパク質を分解し、アミノ酸からエネルギーを産生しようとします。
すると筋肉量が減少し、基礎代謝もさらにガクッと減少してしまうので、頑張って摂取カロリーを制限しても“痩せにくい”むしろ“太りやすい”体になってしまうのです。
つまり、ダイエットは「『食欲』という“煩悩”との戦い」以外にも、「基礎代謝を維持向上させる戦い」でもあるのです。
基礎代謝を維持向上する方法
そこで私と相方が行っている対策として、【CHEAT DAY】(チートデイ)を設けて、基礎代謝を落とさないように体を騙す作戦をとっています。
他にも、基礎代謝を維持向上させる方法としては、筋トレや有酸素運動があります。
相方の場合、ヨガを併用することでインナーマッスルを鍛えながら、血液循環を良くし、基礎代謝をアップさせています。
まだ近隣のヨガスタジオには男性の入店をお断りするところが多く、私の場合は日常的に水分を多く摂取し、血液循環を良好に保ったり、体が温かくなる根菜類の摂取するよう心掛けています。
また就寝前の20分の半身浴と早めの就寝を行い、自律神経(交感神経・副交感神経)を正常に保つことも心掛けています。
自律神経は、体の中の各種臓器と密接に関わっているため、基礎代謝の維持向上に寄与しているのです。
これによって、もちろん免疫機構も良好に保つことができ、健康的な毎日を過ごすことができます。
つまり、基礎代謝を維持向上させるために、自律神経を良好に保つ働き掛けも忘れてはならないのです。
なので発酵食品や食物繊維を摂取して腸内環境を整えたりすることも有効です。
腸内環境が整えば、自律神経も良好になり、体に活力を与えることができます。
まとめ
- 【CHEAT DAY】を設ける
- 筋トレ
- 有酸素運動
- ヨガ
- 水分摂取
- 根菜類の摂取
- 食物繊維の摂取
- 発酵食品の摂取
- 半身浴
- 適切な睡眠時間
基礎代謝を維持向上させることができれば、“痩せやすく”“太りにくい”体質にすることができ、中長期的に見れば、ダイエットが成功しやすいのではないかと思っています。
上記の項目を明日からすべて行う必要はなく、2〜3項目ごとに少しずつ行うことが、ダイエット成功の鍵だと思います。
現在、私と相方は2kgほど体重を減らすことに成功しています。
そして、それを維持することができていますが、毎日を辛く感じたことはありません。
体が喜ぶダイエットは、無理をせず、のんびりやることだと思いますので、食事のコントロールばかりに目を向けるのではなく、基礎代謝の維持向上に関してもぜひ目を向けてみてください。
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