あけましておめでとうございます。
2022年1月1日。
「ぐらすらんど365日blog」で初めて迎える元旦です。
現在の気温は−4度。
日の出の光とともに徐々に外の気温も温かくなってきました。
燃えるような紅い太陽が東の空から登り、富士山を照らしています。
私は今どこにいるかと言うと、自宅です。
そして自宅からは富士山や日の出などは見れません。
では、どうやって富士山を見ているかというと、YouTubeのライブカメラを使って自宅から富士山や初日の出を見ているのです。
しかしライブカメラの映像を見ているだけで、どうしても山に行って生で自然の神秘を見てみたくなりますね 。
相方は、今日から仕事初め。
元旦の朝7時半には出勤していますが、電車の中は人が1人もおらずガラガラだったそうです。
普通であれば、初詣の人達もいるかと思いますが、比較的この地域では少ないのかもしれません。
皆、人の多いところには出歩かないようにしているのでしょうか。
素晴らしい取り組みですね。
さて、皆さんは元旦はどのように過ごされているのでしょうか。
当然、お雑煮やおせちを召し上がっている方も多いかと思います。
我が家では、オールブランと豆乳、ヨーグルトと普段通りの朝食です。
今年は、お雑煮やおせちまで気が回らなかったと言えば嘘になりますが、初めて新居で過ごす相方との暮らしの中で、どこまで用意したら良いのかわからなかったというのが本音です。
毎年、相方の実家ではどのように元旦を過ごしていたのか。
そこらへんの話を全く聞かなかったので、今日仕事から帰ってきたら相方に聞かなくてはいけませんね。
私の実家では、母が生前におせちとお雑煮を毎年欠かさず作っていました。
数の子、錦玉子、紅白なます、昆布巻き、黒豆、栗きんとん、八つ頭の煮物、お雑煮など。
これを大晦日の夕食後にキッチンで準備していたことを思い出します。
紅白の歌番組や年末の番組などは一切目もくれず、淡々と準備していたと思います。
日付をまたいだら、リビングに家族で集まり、「新年あけましておめでとうございます」と正座をして皆で頭を下げて挨拶する。
挨拶し終わったら、母はまたキッチンに戻り下ごしらえを2時ぐらいまでやっていたと思います。
そして朝には、母が一生懸命作ったお雑煮やおせちが私たち家族に振る舞われるのですが、今思えば、どれだけの時間と労力がかかっていたことでしょう。
よく、“おせちは飽きる”という言葉を耳にしますが、私の実家のおせちとお雑煮は仕事初めまで食べ続けても全く飽きない料理でした。
それだけ母の愛情が料理に詰まっていたのでしょう。
そういった愛情が、私の中の記憶に鮮明に刷り込まれていることは、人生の中でかけがえの無い時間だったのだと思います。
今の現代社会、夫婦共働きの場合、お店でおせちを買うことも良いかもしれませんが、一品二品でも良いので手作りすることは大切かもしれません。
来年こそはおせちやお雑煮に頑張って挑戦してみようと思います。
新しい別の形になっても良いので、なるべく私の中のこの記憶を紡いでいきたい。
そう思うようになったからです。
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