研修医時代に後悔したこと

研修医時代に後悔したこと仕事のこと
研修医時代に後悔したこと

社会に出て窮屈さを感じた

社会に出て、感じた事は、窮屈だった。

大学を6年間在籍していたにも関わらず、社会の仕組みを全く理解できていなかった。

そのまま社会に放り出されてしまった私は、たくさんの洗礼を浴びた。

にもかかわらずプライドだけは一丁前に誇示していたため、いつまでたっても子供のような態度しかできなかった。

そういう態度だから、上司に忌み嫌われることも少なくなかったし、両親からも呆れられたことがたくさんある。

じゃあ今は落ち着いたかといえば、そうとも言えない。

今も私の態度や性格は昔のままだ。

いったいどうすればよかったのだろうか。

歯科研修医給料の実態

研修医時代に勤務していた病院は、教育と臨床、研究を3本の柱にしている有名な病院だった。

受験の不正問題で有名になってしまったが、臨床で働いている先生は高尚な方がたくさん勤務されていたと思う。

当時、この病院で研修しようと思った理由は、何を隠そう生活するための高い給料が欲しかったからだ。

口腔外科という専門に属すると、手取りの給料は20万円前後もらえたと思う。

今はどうだか知らないが、当時は大学を出て一般的な研修医1年目の給料の手取りは15万円以下と言われていた。

私が卒業した大学の病院で研修医として働く場合は手取りが12万円前後だったと思う。

場所によっては10万円を切るところもあると噂では耳にしたこともある。

アルバイトをすれば良いと思うかもしれないが、国の法律で研修医はアルバイトをしてはいけない規則になっているので、手取りで1年間生活しなければならないのだ。

年収200万円以下の低賃金。

私は賃貸を借りながら、生活していたこともあり、12万円という給料ではとても生活していけないと思ったため、高い給料を支払ってくれる口腔外科にいければどこでも良いと思っていた。

研修施設の正しい選び方

研修医1年目は何もできないペーペーだ。

何もできない歯科医師を研修させてもらえるだけありがたい。

そもそも何もできないのにお金が発生するのだから文句は言ってはいけない。

そのような業界の風潮を感じたのは事実だ。

研修医1年目で仕事はできないのは当たり前だ。

仕事ができたら研修なんて制度は必要ないのだから。

その研修医に仕事を覚えさせるのが指導医だ。

指導医は臨床をこなしながら、研究を行い、教育もしなければならないので、とても辛い職業だと思う。

指導を行ったとしても研修医の勉強不足で理解してくれない。

大学生気分のままで、社会人としての自覚がない。

ヒントを与えているけど自分で調べる自主性がない。

このような研修医を指導してもたいしたお金にならないのだから、指導医の中にはあまり熱心に指導しないのはわからなくもない。

しかし、それは指導医の教育がつまらないからだ。

めちゃめちゃ面白い指導内容であれば、自主性を持って研修医は指導医についていくと思う。

そう。その点に関しては研修医のせいではない。

研修に見合った教育を施す必要性が指導医にはあったと思う。

一方で、研修医はそういう指導医がいる研修施設を選ぶべきだった。

熱心な学生は学生生活から研修施設を見学していることを私は就活時に初めて知った。

そういった熱心な学生は、研修施設での環境や在籍している高尚なドクターについて調べ、専門性や人柄についても観察しているのだ。

私は研修医1年目の給料だけに目が行ってしまっていた。

そういった観点から研修施設を選ぶべきだったとただただ後悔している。

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