サービス業で辛い瞬間は、患者の期待に応えられない時。

仕事のこと

保健所から再び濃厚接触の指摘を受け、5日間の自宅待機の指示を受けました。

今日を0日目とし、月曜日と火曜日に抗原検査を受けて陰性であれば、また出勤できるそうです。

ここ最近、濃厚接触の疑いで、仕事をお休みすることが多くなっています。

仕事の中で感染に曝露するリスクは高いのですが、前回も今回も、いずれも感染経路が職場ではないため、労災がおりない可能性が高いようです。

しかし、ここまで仕事ができなくなると、収入がなくなり生活ができなくなってしまいます。

労災がおりる可能性は低いかもしれませんが、とりあえず申請だけでもしようとは思います。

「コロナ・休職」で調べてみると、10月以降から、それまで手厚かったコロナ感染者に対する助成制度は、陰りを落としているようです。

水際措置も見直され、海外からの旅行者も増え、マスクを外す傾向にもなっています。

そのため政府としては、“コロナに感染しても今までのような手厚い助成制度は提供できないよ”という方針のようです。

私の知人は、10月に入ってから施設でクラスターが発生し、その中で必死に働き続けた結果、自らもコロナに感染し、仕事を休まざるを得ない状況になっています。

ちょうど制度改正後に感染したので、それまでの手厚い助成制度が受けられないことに憤りを感じているようです。

濃厚接触となった私も、月の出勤日数の1/3欠勤するだけで、月々の固定支出の支払いが滞ってしまうので、とても辛く感じています。

辛いといえば、予約している患者様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。

私を指名して予約して頂いているので、なるべくなら診察したい気持ちもあるのですが、私をきっかけに再び感染を広げてしまうことは避けなければいけません。

なので、心苦しくも、私を指名して予約して頂いている患者様はキャンセルさせて頂きました。

お電話すると、私の身を案じてくれる患者様がほとんどで、そういったお心遣いだけでとてもホッとします。

もちろん、患者様の中には、予約がさらに先になることで怒り出す方もいらっしゃいます。

怒る気持ちはとてもわかるので、そういった時はひたすらお詫びにつぐお詫びをします。

そして患者様の気持ちを沈めることに、全力で努めるのです。

サービス業で辛い瞬間は、このような患者様の期待に応えられない時ですね。

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