当たり前の時間が当たり前ではない

当たり前のような時間は当たり前ではない日々の出来事
当たり前のような時間は当たり前ではない

9月も今日で終わりとなります。

日本では旧暦9月を「長月」と呼びます。

“夜がようやく長くなる月”という意味の「夜長月」の略称といわれています。

夜の時間が長くなるということは、ここから少しずつ冬の寒さも到来してきます。

ついこの前まで猛暑だと思っていたのに、本当にあっという間です。

あと2ヶ月もすれば年末を迎え、今年も終わりとなるのですから。

子供の頃は、早くクリスマスにならないかな、早くお正月にならないかな、早く誕生日にならないかな。

そういったことをずっと考えて過ごしていた気がします。

遊ぶ時間は短いのに、次のイベントまでの時間がとても長く、待ち遠しく感じていたのです。

それゆえにクリスマスなどのイベント当日は本当に楽しくて仕方がありませんでした。

社会人になり、現在歯科医師としては9年目をむかえていますが、ここ2〜3年で時間の過ぎるスピードがとても早く感じます。

今年度が始まったと思いきや、もう年末が近づいているわけですから、仕事を一生懸命頑張っている証拠でもあるのかな。

自分の誕生日なんて忘れていることも多々あります。

ただ単に仕事に忙殺されているだけかもしれないけど、一生懸命仕事に取り組んでいる自分を褒めてあげたいですね。

時間の過ぎるスピードが速く感じるからか、季節の移ろいを感じるイベントや風習がとても大切に思えてきました。

先日のお月見のイベントもそうです。

昔の人は、満月の月明かりでお酒を嗜んでいたのですから、とても粋な事をするもんです。

中秋の名月

秋分の日には、おはぎを食べたりもしたし、そういった風習を楽しむことは“今”という時間を楽しむことに繋がっているように思えます。

おはぎにおはぎ

また、最近は家で相方と過ごす時間が楽しくて仕方がありません。

読書をしたり、一緒にMARVEL映画を見たり、お茶を飲んだり。

コロナ禍でステイホーム習慣による在宅時間が長くなってくると、パートナーと過ごす時間が長くなり、イラモヤするなどの報道も耳にします。

でも、私と相方は、そういうことが一切ありません。

だって当たり前のような時間は当たり前ではないから。

特に昨日は、子供の頃にお祭りの縁日でよくやった型抜きが駄菓子屋に売っていたので、すぐさま購入し、家で相方と一緒に型抜きをやってみました。

真剣に型抜きをしている相方
真剣に型抜きをしている相方

これがとても難しい!けど楽しい!!

型抜き失敗
型抜き失敗

そんな何気ない時間がとても楽しいのです。

明日からは、「神奈月」の10月です。

「長月」から「神無月」に上手くバトンをつなげて行きたいですね。

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