対象年齢4歳以上の「ポカポンゲーム」に本気で臨む30代

日々の出来事

先日、久しぶりに相方と休みが被ったので、川越まで買い物に出かけました。

鳥塩ラーメンやミスタードーナツを食べ、腹が満たされたら帰ることにしたのですが、帰りの電車までにだいぶ時間があったので、駅に併設したLOFT(ロフト)でウィンドーショッピングしながら、涼むことにしたのです。

LOFTって、いろんな商品が置いてあって楽しいですよね。

別に原価よりめちゃめちゃ安いわけではないんですが、少しおしゃれな商品やコアな商品が置いてあって目移りしてしまいます。

そんなたくさんの商品に囲まれた中で、ふとボードゲームのコーナーに足を踏み入れると久しぶりに懐かしいおもちゃと出会いました。

「ポカポンゲーム」です。

現代は、ミニオンズやトイストーリーなどキャラクターをモチーフにして作られているみたいですが、原理は昔と同じです。

隙間をぬって、相手の頭を叩き、頭を拭きとばす。

単純にして明快。

お店には「ポカポンゲーム」のサンプルが箱の前に置いてあり、自由に遊べたので、相方と一緒に少しだけ遊ぶことにしました。

最初は、「うりゃ♪」「とりゃ♪」といった掛け声と共に2人でキャッキャしながら遊んでいたのですが、このゲームの怖さは“競争心”を掻き立てるところ。

次第に、2人の口数が減り、ゲームではなく戦いにおける純粋な勝利を渇望するようになるのです。

最終的には、無言となり、一進一退の攻防が続きます。

ひたすら相手のガードの隙間をぬって叩こうとするのですが、なかなか頭を吹き飛ばすことができません。

その間30秒でしたが、体感時間は1分以上も戦っているようにも感じました。

次の瞬間です。

相方のハンマーが、見事に私の頭を吹き飛ばしました。

相方の勝利です。

頭を吹き飛ばした時に、勝利の歓喜と共に湧き出る心の充足感。

この相方の喜びの笑顔は、なかなか目にすることができない貴重な瞬間です。

対象年齢が4歳以上の子供のおもちゃに本気でハマる30代。

最後には、お互いの健闘を讃えて仲良く一緒に帰宅しました。

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