アンテナショップへGO
2年前、私と相方は2泊3日で沖縄の旅行を計画していたのですが、コロナの蔓延により旅行を断念しました。
それから「沖縄に旅行しにいきたいね」と何度も相方と話したりしましたが、お互いの休みも合わず、なかなか計画が立たない毎日を過ごしていました。
先週の金曜日のことです。
ウェディングドレスの試着に都内に出かけたのですが、ちょうど通り道に沖縄のアンテナショップを見つけました。
中覗いてみたいねと2人して意見が一致したため、早速アンテナショップに足を踏み入れることにしたのです。
沖縄のアンテナショップの正面入り口に鎮座するのは、「海ぶどう」の試食コーナーです。
コロナで試食はだいぶ制限されてしまいましたが、都内では東京のコロナの感染者数が減った頃から少しずつ試食の機会が増えてきたように思えます。
しかし、私と相方は「海ぶどう」には目もくれず、あるものを探していました。
「雪塩ちんすこう」と「紅いもタルト」の思い出
「雪塩ちんすこう」と「紅いもタルト」です。
沖縄と言えばこの2つが鉄板でしょう。
お土産の定番でもある「雪塩ちんすこう」と「紅いもタルト」、何故か平成の懐かしさを感じます。
会社でも沖縄に旅行した同僚がよくお土産に買ってきたりしていました。
それを1つずつもらい、ポケットに入れて家に持ち帰るのですが、家に着く頃にはボロボロに崩れてることに気がつきます。
ポテトチップスの袋に最後に残ったカスをザザザーっと口に流し込むように、そのボロボロに崩れた「紅芋タルト」と「雪塩ちんすこう」を口の中に入れて食べるのですが、口の中に入れてしまえば同じ味。
それだけで沖縄に行った気分にさせてくれます。
そんな思い出がこの2つのお菓子にはあります。
「ちんすこう」の思い出 パート2
思い出といえば、「ちんすこう」には他にも思い出があります。
沖縄の国際通りのお土産屋さんでは、軒並み「ちんすこう」を無限に試食する場所がありました。
修学旅行では、右から左へすべての種類を3回ほどループして食べ尽くす。
学生時代の私は、その試食だけでとても満足して罪悪感もなくお店を後にした記憶があります。
今思えば、相当嫌な客だったと思いますので、この場を借りて謝りたいと思います。
ごめんなさい。
コロナ禍では、そういった試食は今はどうなっているのでしょうか。
「ちんすこう」は今では「マンゴー」や「ショコラ」など変わり種も多くあるようですが、「雪塩ちんすこう」が1番美味しいと私は思います。
最近では、少ない数で包装された商品もたくさん出ているので、いろんな味を少しずつ食べられてとても便利な時代となりました。
自宅でソーキそば
「紅芋タルト」や「雪塩ちんすこう」以外にも、目に留まったものがありました。
「ソーキそば」です。
沖縄にはお店によってソーキそばの味わいが違います。
人気のお店は1時間以上も待ったり、整理券の配布をしているところもあると耳にしています。
沖縄の“ソーキそば巡り”は、本島でいう“ラーメン巡り”と同義のような印象を持っていますが、そんなソーキそばに憧れもあったため、私はソーキそばを食べないかと相方に提案しました。
OKと即答してくれた相方。
食の好みが似ていると話が早いです。
次の月曜日がたまたま2人とも休日だったので、その日のお昼にソーキそばを食べることにしました。
紅生姜とネギも買い、準備万端で臨んだ当日。
午前中の仕事を無事にこなした私と相方は、早速ソーキそばを作ることにしました。
そばを茹でるためのお湯を沸かしながら、ソーキそばのためにこしらえた器を湯で温めておきます。
そばは沸騰したお湯に10秒くぐらせるだけというシンプルさ。
器の中に入れた湯を一度捨て、新たにソーキそばの素と300ccのお湯を注ぎます。
そして、すぐさまそばを入れ、ソーキと紅生姜、ネギをトッピング。
あっという間に「ソーキそば」の出来上がりです。
そばに絡まるだし汁の旨味。
紅生姜のトッピングで飽きずに食べ尽くすことができる。
軟骨ソーキの独特な風味。
シンプル・イズ・ベスト。
これぞ「ソーキそば」。
これが1人前500円で家庭で食べられるのが素晴らしすぎる。
都内にいながら、沖縄の魅力を堪能できる。
これがアンテナショップの醍醐味ですね〜。
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