コーヒーインストラクター検定1級の講習会に参加してきました

コーヒーのこと

昨日は、コーヒーインストラクター検定1級の講習会がありました。

朝の9時半から夕方の17時まで、座学をみっちり聴講してきました。

“生豆の栽培〜消費者の手元に渡る包装”までのかなり広い範囲を、2級以上に深掘りした盛りだくさんな内容でした。

深掘りする程度が、2級の比ではなかったことに聴講していてかなり愕然としました。

とても素人ではついていけない内容で、私はこの空間にいて良い人間なんだろうか?と疑ってしまったほどです。

もともと、コーヒーのことを知ることは嫌いではありませんでした。

コーヒーのことを知ろうと思ったきっかけは、愛知県のコーヒー豆屋で飲んだ松屋式のコーヒーがあまりにも美味しかったのがきっかけです。

その後は、コーヒーに関する書籍として、鳩中労さんの「コーヒーに憑かれた男たち」を読んで、日本には高尚な偉人がたくさんいるんだなぁと大変興味を持った時期があります。

そこから、関口一郎さんの書籍を読んだり、大坊さんの書籍を読んだりして、コーヒー屋さんの生き方ってカッコいいなぁ、自分もそんな生き方をしてみたいなぁと思い、独学でコーヒーについて勉強を始めました。

そして自分で焙煎するようにもなり、イベントへ出展するようにもなりました。

ある時、自分が焙煎したコーヒー豆をお客様に手渡した時、「これで良いのだろうか?」と疑問に思ったことがあります。

独学で勉強した情報をお客様に与えては、それはお客様本意ではなく、それはただの“趣味”でしかないのではないかと。

「ぐらすらんど」を立ち上げた時に“常に最高のものを届ける使命”、そして“顧客にとって意味のある存在でいること”を理念に掲げました。

現在はYouTube等でコーヒーについて高尚な知識を持った方々がたくさん動画をアップして下さっているので、勉強することには事欠かないかもしれません。

そういった環境を利用して学んでいくことにも、私としては賛成したい立場です。

しかし、1度でも基礎的なところを体系的に学ぶことは、私が今後関わっていくお客様に対しての誠意ではないだろうかとも思いました。

それが、コーヒーインストラクター検定を受講しようと思ったきっかけです。

いざ講習を受けてみると、どれも専門的な知識で置いてきぼりになり、自分の不甲斐なさを感じるばかりです。

やはり、今までの自分ではダメだったことが露呈されたので、そこに関しては自分のウィークポイントが見つかって良かったなぁと思います。

これもレベルアップする1つの試練だと思い、今日も前向きに取り組んでいきたいと思います。

引き続き、応援のほどよろしくお願い致します。

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