ジェノサイドという怖さ

日々の出来事

「ジェノサイド」を知ったきっかけ

私がこの言葉を知ったのは、「ホテル・ルワンダ」という映画がきっかけです。

わずか100日のあいだに100万人以上が虐殺される大規模なジェノサイド(大量虐殺)を背景に、ホテルの支配人が1000人以上の難民を救う物語です。

ポール・ルセサバギナ著の自伝「ホテル・ルワンダの男」が元になっています。

私は映画を見た後に、この本を社会人になってから読みましたが、「ジェノサイド」という言葉の怖さを本を通して感じました。

平和だった日々が一転。

昨日まで笑顔で話していた隣人が、次の日には殺人者となる。

突然、加害者と被害者の関係が始まるのです。

被害者は加害者に怯え、加害者は被害者からの報復に怯える。

民族間の内戦によって、どうにも止まらない連鎖が続いてしまった史実です。

ロシアとウクライナにおけるジェノサイド

ロシアが小児病院や市民の避難所を攻撃したというニュースが報道されました。

避難所が爆撃されている映像が映し出され、100人以上の市民が犠牲になったようです。

この情報が真実かどうかいまだにわかりませんが、もしこの情報が本当に真実であるならば、私は攻撃した国を許すことができません。

もし自分の家族がそこにいたらと、攻撃した国を許せず、一生恨むと思います。

犠牲になった人々の悲しみを考えただけで胸が痛みます。

攻撃した軍人は、自分の家族がそこにいたら絶対に攻撃しないのに、なぜ攻撃してしまうのでしょうか。

なぜそういった考えに至らないのでしょうか。

私は憤りを隠せません。

ジェノサイドの定義は、昨今様々な解釈があるようですが、この避難所や小児病院を攻撃することは、ジェノサイドと同義だと私は思います。

攻撃した国には、攻撃した分以上の罰が下されるべきでしょう。

しかし、現実問題それがすぐには下されることはありません。

第三次世界大戦に発展しかねないからです

今後、この戦局は泥沼化していくのでしょうか。

少しでも早く、民間人の目線に立って物事を考えてほしいと思います。

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