秋風の舞う今日この頃。
空高く、そのまたさらに高い澄んだ青空の真下にいると、身も心も澄み切った晴れやかな気持ちになります。
しかし、散歩していると、さらに秋を深く感じさせてくれる瞬間が度々訪れます。
歩道沿いに立ち並んでいる樹木は、その葉を黄色や赤に衣替えしています。
まだ、すべての葉が赤くなく、ちょうど3色まとまって見れるのは、このちょっとした期間だけでしょう。
1週間もしたら、色は単色となり、徐々に枝から葉が落ち、寒々しい樹木と変っていきます。
道に落ちている木の葉を拾ってみると、三又に分かれた葉を見つけました。
トウカエデの葉でしょうか。
グラデーションがかかっていて、とても綺麗な葉っぱです。
指で摘んでくるくる回すだけで、秋の風が吹いてくるように感じます。
すっかり葉が落ちてしまい、つぼみだけの樹木もありました。
つぼみだけでは、わかりませんが、コブシのつぼみなんでしょうか。
このつぼみの姿だけで、秋を感じさせてくれますが。
秋の装いと一緒に写せば、より秋らしさが際立ちます。
相方がモデルっぽくてかっこいいです。
立ち振る舞いも秋らしい。
相方と散歩しているだけですが、この世界にはこんなにも秋を感じさせてくれるものに溢れているんですね。
普段何気なく見過ごしているもの、あたりまえのように思えることが、実は生きていく上で非常に大切なものだと実感させてくれます。
かけがえのないものを、その瞬間に楽しむことこそ、素晴らしい世界とさせる一つの方法のような気もします。
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