地震に動揺しすぎて、ぐうの音も出ない

日々の出来事

相方の迅速な対応

昨日は、23時半過ぎに大きな地震が起こりました。

私と相方はお風呂上がりで、化粧水を顔に塗ったり、ドライヤーで髪を乾かそうとしていた時でした。

足元がブルブルと小刻みに震え出し、「なんだろう?」といった“間”を2人の中で感じていました。

そしてその震えが次第に大きくなってきたので、「なんだろう?」という違和感は「地震」という現実に引き戻しました。

相方はすぐさま、脱衣所のドアを開け、ガス乾燥機のスイッチをストップしました。

途端に、携帯から「ビュインビュインビュイン地震です。ビュインビュインビュイン地震です。」といった警告音が部屋中に鳴り響きました。

同時に、相方は2階へ駆け上がり、棚や机に置いてあったフラワーベースや植物達が床に落ちて割れないように、床に避難させました。

しばらくすると、大きな揺れは次第に小さな揺れとなり、地震はおさまりました。

すぐさま相方は携帯で故郷宮城県にいる両親にLINEで連絡を取ろうと試みました。

そしたら、間も無く両親の方から連絡がきました。

「連絡ができなくなる前に安否確認をしようと思ってね。こっちはテレビが裏返しになったけど、2人とも無事だから安心して。」と両親2人とも無事である連絡が届きました。

ほっと安心したのも束の間、その後送られてきた家の写真を見ると、なんとも痛ましい光景が目に飛び込んできました。

宮城のご両親のスマホから送られてきた写真の中では、食器棚の食器が崩れさり、陶器の破片と化していたのです。

両親の声を聞いて安堵しましたが、その写真を見ると再び心配になってしまいます。

しかし、ここまでの相方とその両親の地震に対する迅速な対応能力にはとても感心してしまいました。

動揺しすぎな私

そんな中私は何をしていたのでしょうか。

私は眼鏡を必死に探していました。

脱衣所に眼鏡を置いて化粧水を塗っていたのに、地震が起こった直後、あまりにも動揺してしまって、2階まで眼鏡を探しにいったのです。

地震の揺れが大きくなる中、「メガネ〜メガネ〜」と言いながら、ふらふらしながら眼鏡を必死に探していました。

結局、バイク通勤用の眼鏡をケースから出し装着しましたが、装着した頃には、揺れはおさまっていました。

相方は、両親の安否確認後、ラジオで地震速報などを聞こうとしていたので、私もネットニュースで震源はどこなんだろうかと探しました。

しかし、その時相方から「お父さんと兄弟の安否は大丈夫なの?」と聞かれ、そこで初めて私は最初に行わなければならない安否確認を怠っていたことに気が付きました。

自分では気づいていないほど、動揺していたことに驚きました。

その後、脱衣所で普段かけている眼鏡を見つけると、あろうことかその眼鏡をかけようとしてしまいました。

バイク通勤用の眼鏡をかけているのに、脱衣所に置いてあった眼鏡を使って眼鏡on眼鏡をやろうとしてしまったのです。

思わず、相方と笑ってしまいました。

「動揺しすぎでしょ(笑)」とコケにされてしまいましたが、その通りだと思ったので、ぐうの音もでませんでした。

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