「ホームシアターのように、自宅で大画面の映画を見たい!」
そのような夢を叶えてくれる魔法のアイテムをついにゲットしました。
その名も、モバイルプロジェクター【Anker Nebula Capsule II】です。
今月から我が家にやってきた新入り君です。
この記事では、我が家でモバイルプロジェクターを導入したきっかけや、プロジェクターの選択基準、そして実際に使用した感想について、まとめていきます。
この記事は次の方向けに発信しています。
- 自宅でモバイルプロジェクターを導入したい方。
- 【Anker Nebula Capsule II】の使用感について知りたい方。
モバイルプロジェクターを導入したきかっけ
さて、まずは我が家において、“モバイルプロジェクターを導入しようと思ったきっかけ”について説明しておきましょう。
我が家には、テレビがありません。
その理由は、単純にテレビの利用価値がなくなってきたからです。
現代では、様々なコンテンツ(NetflixやDisney +など)を、スマホ一つで視聴できる時代になってきました。
わざわざテレビを買い、NHKに受信料を払って、テレビの番組を視聴することに、私達はあまりメリットを見出せなくなりました。
数年前までは考えられないことでしたが、見たい番組やドラマがあったら、テレビではなく、スマホを活用すれば日常生活は事足りるのです。
こういった経緯から、我が家ではテレビを捨て、テレビがない生活を作っていきました。
しかし、スマホの小さい画面越しで、映像を楽しむだけではだんだん物足りなくなってきました。
やはり大好きなドラマや映画に関しては、大画面で見たいと思うようになってきたのです。(大きい画面で見た方が、目も疲れないで済みそうですし。)
快適で神聖なリビングの空間に、テレビ以外で、大画面で映像を出力できるアイテムはないものかと探しました。
そこで思いついたのが、モバイルプロジェクターでした。
モバイルプロジェクターであれば、置き場所に左右されず、ミラーリングの機能を使えば、スマホの画面を壁に大きく投影し視聴できるはずだと考えたのです。
モバイルプロジェクターに求める機能
こうして、モバイルプロジェクターの購入を検討し始めた私ですが、調べれば調べるほどモバイルプロジェクターの商品はたくさんあり、どれを選べば良いかわからなくなってきました。
そこで私は、モバイルプロジェクターに求める機能を4つに絞り、その4つに合致する商品を購入することを考えました。
私が、モバイルプロジェクターに求める機能は、次の4つになります。
- 明るさ
- 解像度
- 大きさ
- 充電端子
200ANSIルーメンの明るさ
モバイルプロジェクターに求める機能の1つ目は「明るさ」です。
モバイルプロジェクターは、投影する映像の明るさが明るいほど、日中でも綺麗に映像を視聴することができます。
しかし、我が家では日中の視聴よりも、帰宅後の時間に映画やドラマを見ることが多いことが予想されました。
なので、日中に視聴できる「明るさ」のスペックは必要ないと考えました。
明るさのスペックを比較していく上で重要なのが、“ANSIルーメン”という値です。
ANSIとは「American National Standards Institute」の略で、米国国家規格協会が定めたプロジェクターの規格です。
このANSIルーメンの値が高くなればなるほど、明るさは明るくなりますが、それに比例して商品の価格も高くなっていく傾向にあります。
映像の明るさは、明るいに越したことはないのですが、価格との折り合いもつける必要性があります。
そこで、私はYouTubeの口コミ評価をリサーチしました。
リサーチした結果、「200ANSIルーメンあれば明るさは十分である」とする意見を多く見つけたので、モバイルプロジェクターに求める「明るさ」の基準を、“200ANSIルーメン”に設定しました。
フルHDの解像度
2つ目は、「解像度」です。
いくら投影する映像が明るくても、解像度が落ちてしまえば、映像がぼやけてしまい、つまらないものになってしまいます。
解像度の性能は、高ければ高いほど、映像にきめ細かさが生まれ、それに比例して美しさも備わってきます。
もちろん、解像度が高ければ、その分価格も高くなってきます。
そのため、解像度に関しても、ある程度の落とし所を考えていかなければなりません
解像度は、4K対応のものから、フルHD、HD、通常画質のものまで様々ですが、私は大きい映像で視聴しても、文字化けがしない“フルHD”のスペックを、選択の基準に設定しました。
4Kになると、価格が爆上がりになるので、選択から除外しました。
移動するのに便利な大きさ
3つ目は、モバイルプロジェクターの「大きさ」です。
モバイルプロジェクターは、「小型でも持ち運びができるもの」や「手のひらに収まるサイズのもの」といったように、その定義は曖昧です。
そのため、単にモバイルプロジェクターといっても、炊飯器ほどのサイズものから、ペットボトルや500mlの缶ぐらいのサイズ、はたまたテニスボールやスマホ並みのサイズのものまで様々です。
いくら持ち運びできると謳っても、炊飯器ほどの大きさのプロジェクターを家の中に置いておくわけにはいきません。
テレビと同じで空間の自由度を損なう恐れがありますし、保管場所に困ってしまいます。
そのため、「大きさ」に関しては、“片手で持ち運べる大きさのもの”にしようと考えました。
500mlのペットボトルや缶より小さいサイズのものを選択の基準に設定しました。
汎用性が高い充電端子
モバイルプロジェクターに求める最後の4つ目の機能は、「充電端子」です。
モバイルプロジェクターだけでなく、これは他の電子機器においても言えることですが、充電端子がどの形状なのかは、日常生活の快適さを語る上では重要な要素となります。
例えば、充電の接続端子がUSB-TypeAやマイクロUSBだったりと、接続する端子がバラバラだと、その分の接続端子を所持し、保管しなければならず、非常に面倒となります。
なので、普段使用している充電端子は、なるべく統一することがシンプルでスマートだと私は考えます。
我が家では、パソコンやipadなどの電化製品の多くが、「TypeCの規格」を採用していましたので、モバイルプロジェクターに関しても“TypeCの規格”の商品を選択の基準に設定しました。
【Anker Nebula Capsule II】を購入
こうして、私が求める4つの機能を満たすモバイルプロジェクターを探した結果、私は【Anker Nebula Capsule II】をスマホの画面でポチッと押して購入していました。
【Anker Nebula Capsule II】は、500mlの缶ほどの大きさでありながら、フルHDの解像度と、適度な明るさも兼ね備えた優秀なモバイルプロジェクターです。
価格は、Amazonで69990円ですが、私は他サイトで貯まっていたポイントを利用して、10000円で購入しました。
同じメーカーで、これより価格が低く、明るさと解像度を両立させた機種はいくつかありましたが、充電端子がマイクロUSBだったりと、充電端子の規格が異なっていたことから、私は【Anker Nebula Capsule II】を選びました。
【Anker Nebula Capsule II】の使用感
文句のつけようがない“明るさ”と“解像度”
さて、それでは実際の使用感についてですが、まず“明るさ”と“解像度”に関しては、文句のつけようがないほど、素晴らしいスペックでした。
やはり200ANSIルーメンだと、明るい部屋では見にくいのですが、日中にプロジェクターを利用して視聴することが普段はあまりないので、特に不便と感じません。
夜になってから、部屋を暗くして視聴すると、その綺麗な“明るさ”と“解像度”にうっとりしてしまいます。
解像度に関して心配な方もいると思います。
日中の時間帯に、プロジェクターを壁に大きく投影してみました。
ビジネス用の簡易的なプロジェクターと違い、文字化けが起こっていないことが写真でわかりますでしょうか?
この解像度であれば、映画の字幕もストレスなく視聴できると思います。
バッテリーの駆動時間が短い
本体のバッテリー駆動時間は、約2時間50分ほどです。
電源がなくなったら、約2時間の急速充電でバッテリーが満タンになります。
多くの映画は、1時間30分〜2時間30分ほどの上映時間で制作されているので、映画視聴中に電源が切れることはまずありません。
しかし、続けて2本目を視聴することは難しいと思われます。
けれども、映画を2本続けて視聴することは、さすがに体力的にも少なくなってきました。
目も疲れてしまうので、我が家では映画を1本視聴したら、その日の映画鑑賞は終了するようにしています。
体力がある時に映画を見た方が、楽しみは倍増するので。
なので、我が家ではこのバッテリーの駆動時間の短さは、あまりデメリットに感じませんでした。
充電しながらの視聴は難しい
残念ポイントとしては、充電しながらの視聴は難しいことでしょうか。
充電しながら視聴することはできなくはないのですが。。。
結局のところ、充電スピードよりも消費電力のスピードの方が上回っている関係で、充電しながら視聴しても無限に投影し続けることができないのです。
ある程度の時間が経過すると、最終的には電源が切れてしまうのです。
場所を選ばずに、快適に利用できる
「バッテリーの駆動時間の短さ」や「充電しながらの視聴が難しい」という残念なポイントはあるものの、それを差し引いても余りあるメリットがあります。
それは、“場所を選ばずに、快適にプロジェクターを利用できる”ということです。
この【Anker Nebula Capsule II】は、本体に「Android OS」が内蔵されており、Wi-Fiと接続することで、この本体だけで映画などを視聴することができます。
本体に内蔵された「Disney+」や「Netflix」などの各チャンネルアプリを起動し、アカウントにログインすれば、ミラーリング機能を使用せずとも、映画を視聴することができるのです。
充電さえされていれば、コンセントに繋ぐ必要もありません。
特殊な動画でない限り、わざわざ本体にHDMI端子を繋ぐ必要もありません。
スマホ内に保存した動画以外であれば、わざわざミラーリングも必要ありません。
片手で楽々と、どんなところへでも持ち運べ、好きな場所で映画を楽しむことができる。
これは収納スペースが少なかったり、コンセントの位置で観覧スペースが限定されてしまっていた家庭にとっては、非常に嬉しいポイントだと思います。
本体のデザインも洗練されており、インテリアとして飾ってもおしゃれですね。
まとめ
【Anker Nebula Capsule II】が合う家庭は?
- 場所を選ばずに、快適に利用したい。
- 収納スペースが少ない家。
- 大画面で綺麗な映像を見たい。
この記事では、【Anker Nebula Capsule II】について私の意見を述べさせていただきました。
しかしAnker社では、Nebulaシリーズだけでも14機種ほど販売されており、どれを購入しようか迷ってしまうと思います。
私の場合、ライフスタイルに合わせて、4つの要件を自分の中に設け、その要件に合致したプロジェクターを選択しました。
その要件をプロジェクターが満たしているかどうかは、公式HPで比較しました。
下記サイトに、各モバイルプロジェクターのスペックが一覧表で比較できますので、ぜひ参考にしてみてください。
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