【パレスホテル東京】「試食会」の雰囲気をレポート

結婚式のこと

披露宴において、ゲストに振る舞う料理の選定はスゴい悩みますよね。

味わいだけでなく、お皿に盛り付ける料理の彩り演出

気になるポイントは多々あると思います。

パレスホテル東京では、挙式・披露宴を成約したカップルに対して、安価な値段でウェディングメニューを堪能することができる「試食会」を実施しています。

しかし、パレスホテル東京の「試食会」は、「“ただ”の試食の時間」で終わることはありません。

披露宴当日と同じ質の料理を提供してくれることはもちろん、料理だけでなく、スタッフのホスピタリティ演出など、会場の雰囲気をそのまま味わうことができます。

これによって、自分達の式のイメージを膨らませることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

今回は、そのパレスホテル東京で開催された「試食会」の雰囲気についてお伝えしていきます。

この記事は、次の方々に向けて発信しています。

  • パレスホテル東京で試食会に参加しようと考えているカップル
  • パレスホテル東京で結婚式を挙げることを検討中のカップル
  • まだ会場をどこにしようか探している途中のカップル

開催概要

  • 名称:パレスホテル東京【試食会】
  • 日時:令和4年3月21日(祝:月曜日)17時30分〜
  • 会場:パレスホテル東京4階 「山吹」
  • 参加条件:パレスホテル東京で挙式・披露宴を成約したカップル(そのカップルが指定した親族及び友人であれば誰でも参加OK)
  • 費用:1人あたり11500〜16500円(税込)
  • 服装:スマートカジュアル
  • キャンセル及び変更:3日前まで

会場の雰囲気

会場の「山吹」の間は、天井高4.5m、70〜90名までのゲストを招くことができる広々とした会場です。

17時より受付を開始しており、私たちは17時20分ごろに会場に到着しました。

会場に到着すると、会場で待機していたスタッフがすぐにテーブル席へと案内してくれました。

「本日はお越しいただき誠にありがとうございます。まもなく開演となりますが、お先にお飲み物から伺わせて頂ければと思います。」

私たちのような庶民に対しても、分け隔てなく接してくれるこのホスピタリティの素晴らしさは感動に値します。

ソフトドリンクを注文した後、会場をぐるっと見渡すと、すでに20組ほどのカップルと8組ほどの家族が会場内には待機していました。

今回の「試食会」は17時30分〜開始となっているため、ナイトウェディングと呼ばれる午後の時間帯の披露宴を想定した仕様となっています。

西の空に夕陽が落ちる黄昏時の時間帯から開始し、徐々に空が暗くなり、披露宴会場の飾り窓に照明のライトやキャンドルが反射して、ゆったりと落ち着いた会場の雰囲気を味わうことができました。

会場には、ピアノやウッドベースによるジャズセッションが披露され、会場の雰囲気をさらにグッと盛り上げてくれます。

また会場の前方には、装花で彩られた高砂席が設けられていました。

私たちは、恥ずかしくて高砂先に赴くことはできませんでしたが、数組のカップルは高砂席に座り、高砂席から見える景色を確認していました。

「キャッチライトが必要かな?」

「もっと装花のボリュームが欲しいかな?」

「アレンジもっと加えようか?」

そんな当日のイメージを膨らませているように私には見えました。

またパーティーの雰囲気作りに欠かせないのが司会者です。

式の進行を円滑にするだけでなく、新郎新婦の紹介や各料理に込められた意味をゲストに伝えるために、司会者はとても重要な存在でもあります。

この「試食会」においても、パレスホテル東京の披露宴で、実際に活躍している司会者が進行を行ってくれます。

この日、担当した司会者は、明るくて落ち着いた優しい印象の女性の司会者でした。

歓談中、この女性司会者が、突然私たちのテーブルにやってきました。

話を伺うと、実はその方は来月予定している私たちの披露宴を担当する司会者で、わざわざ挨拶をしに来てくれたのです。

80名規模の「試食会」の司会進行を務めている中で、私達のために挨拶しにきてくれたことがとても嬉しく感じました。

その後は、その女性の司会進行を聞きながら料理を頂くことができたので、当日の披露宴の雰囲気をイメージすることができました。

これはとても嬉しい誤算でした。

このように、パレスホテル東京の「試食会」は、単純なブライダルフェアとは違い、「“模擬”披露宴」の形態で開催されるので、参加するカップルは披露宴当日のイメージを膨らませやすかったです。

試食内容

さて、「試食会」で提供されるウェディングメニューは次の2つから選ぶことができます。

  • シェフ特性メニュー(23000円→16500円)
  • クラシック エ プリュス(21000円→10500円)

2人とも同じメニューにすることもできますし、それぞれ違うメニューを選んで、お互いに交換して食べ比べをすることも可能です。

食べ比べをすることで、ゲストに振る舞う料理の選定が容易になると考えたので、私たちはそれぞれ別々のウェディングメニューを選びました。

他のテーブル席でも、私たちと同じように食べ比べをしているカップルが多かったように思えます。

費用に関しては、クラシックエプリュスが半額、シェフ特性メニューが3割引の値段で食べることができます。

この費用は、結婚式の代金にまとめて反映して支払いとなるため、特に「試食会」当日に現金やクレジットカードを用意する必要はありません。

試食会で提供されたウェディングメニューの詳細は別の記事でも紹介しています。↓

飲めなくて溜まってしまったワイングラス
飲めなくて溜まってしまったワイングラス

提供されるドリンクは、すべて飲み放題となっていました。

普通であれば、ウエディングメニューの費用とは別に5500円の費用が必要ですが、この「試食会」では無料で楽しむことができます。

さらに嬉しいことに、この「試食会」では8500円のプランで提供される上質なワインやシャンパンも試飲することができます。

それらもすべて試飲し放題なので、お酒好きにはたまりません。

私は下戸げこのため、試飲として提供されるグラスがどんどん溜まってしまいました。

ウェディング限定のミルクパン
ウェディング限定のミルクパン

お酒をたくさんたしなむことはできませんでしたが、代わりに私はパンの食べ放題を堪能しました。

「試食会」では、コース料理で振る舞われるパンも無料で食べることができます。

このココットに入ったミルクパンもその一つです。

このパンは、ウェディングメニューでしか振る舞われない限定のパンとなっています。

陶器でできたココットで焼き上げられたパンは、テーブルに提供されてからも冷めずに温かいまま。

温かいまま口に頬張ると、ふわふわとした柔らかい生地の食感に、優しいミルクの甘さが口の中一杯に広がります。

隣に添えてあるバターと一緒に食べれば、バターのなめらかさとコクによってミルキー感が増して、やさしいふんわりした甘みが一層広がります。

私はダイエットしていましたが、事前情報でこのパンが食べ放題だと聞いて、この日をチートデイとするべく当日まで頑張って調整してきました。

頑張ったおかげで、ミルクパンを3つも食べることができて大変幸せな気分になりました。

何度も注文しても、嫌な顔をせず毎回笑顔でテーブルに持ってきてくれるホテルスタッフの心の広さにも感謝です。

その他、ウェディングメニューのコースについての詳細は別途記事に挙げる予定です。

まとめ

今回、パレスホテル東京の「試食会」に参加してきました。

ゲストに振る舞われるウェディングメニューを安価に食べることができますが、何よりゲストを迎える会場の雰囲気や演出もしっかり行っているので、自分達の披露宴のイメージを膨らませてくれます。

担当プランナーからは、披露宴当日には料理をゆっくり食べる余裕があまりないと伺いました。

自分達の披露宴のイメージを膨らませることも大切ですが、せっかくならカップル水いらず。

仲良く、料理を楽しみながら「試食会」を利用しても良いとも思いました。

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