朝5時30分。
1度目のアラームが鳴った。
洗濯機を回さなければ。
そう思い起床した。
今日は晴れ模様なので洗濯物がよく乾くだろう。
仕事に行く前に洗濯物をなるべく干しておきたい。
洗濯をスタートさせるボタンを押したら、私はすぐベッドに戻った。
6時30分。
2度目の起床のアラームが鳴ったが、私は起きなかった。
もう少し寝ていたいと思ったからだ。
しかも体の節々が痛く、ちょっと動かすだけで、激痛が走る。
昨日やった内壁塗装のせいだろう。
引っ越しが迫っているため、今日もやらねばならないなぁ。
弱音なんか吐いている暇はないな。
にしても体中が痛いなぁ。
そして寒い。
めちゃめちゃ寒い。
寒いから布団の中にもう少し入っていたい。
うん。温い(ぬくい)。
この温さが私の精神を堕落への道へと蝕んでいく。
7時30分。
3度目のアラームがなった。
本来であれば相方と一緒に食事をする時間なのだが、いまだに布団から出られない。
今日の私は、特に起きたくない気持ちが強いようだ。
精神が弱いなぁとつくづく感じる。
あと30分で仕事に出勤しなければならないのに、身支度も整えず、布団の中でゴロゴロゴロゴロ。
相方は、私より早く起きて、洗顔と化粧パックを始めていた。
そして洗い終わった洗濯物を持ってきた。
それを見て、私はやっと布団から出ることにした。
相方に洗濯物を干してもらうのはしのびないからだ。
私がやらなければと思い、服を着替え、寝ぼけながら洗濯物を干し始めた。
タオルはこの場所に。
足拭きタオルは、厚手だから1番外側で干そう。
ハンガーがいっぱいになったら、一度ベランダに持っていこう。
そう思ったら、相方が窓を開けてくれて、洗濯物をベランダの物干し竿にかけてくれた。
ありがたいことだと感謝を述べ、残りの洗濯物をやっつけた。
洗濯物が終わったら、7時55分。
出発まであと15分。
もうこんな時間か。
早く準備しないとな。
相方に洗顔して良いか確認して、オッケーをもらえたので、洗顔を始めた。
お気に入りの洗顔フォームを使って、ぬるま湯で洗おう。
小鼻のキワまで細かく。強すぎず、泡を転がして、泡で毛穴のくすみをとるイメージで指を動かす。
よ〜く洗ったら、ぬるま湯で泡をきちんと落とす。
泡をきちんと落としたら、冷水で肌を引き締めよう。
今日は何回ぐらいやろう。
そうだなぁ。30回はやろう。
ひゃ〜チベたい。
チベたいけど、肌がキュッと引き締まってる気がする。
これこれ。
この感覚だわ。
目の下から出てる三叉神経がびっくりしてるわな。
よし。綺麗さっぱりした。
目脂も取れたし、目が覚めた。
空気は乾燥しているから、オイル入り化粧水で保湿を十分に与えてあげないと、肌が悲しむな。
今日も、ファミュの化粧水にお世話になろうかな。
霧吹き状にでる化粧水が、リラックス効果も与えてくれて最近のお気に入りになった。
この化粧水は手放せないなぁ。
そうこうしているうちにもう8時10分だ!!
急がなきゃ!道が混む!
え〜と、今日のお昼は余ったメロンパンと、野菜ジュースと食パンを持っていこう。
防寒具は、ユニクロのウルトラダウンとモンベルのレインフェアにしよう。
防風パンツも履くけど、それでも最近寒くなってきたからタイツも履いておきたい。
鍵は鍵はっと。
あっ、ヘルメットつけなきゃ。
メガネを外して、ヘルメットつけて、また眼鏡をつけてっと。
よし準備完了。
そうそう。
出発前にゴミ出しもしなきゃ。
危うく忘れる所だった。
今日はプラスチックゴミの日だから、これと、あとそっちのもだな。
急がないと間に合わない。
ハリーハリー。
よし。これで本当に準備完了。
相方とハグをして、「行ってきます!」
心の中で、今日も朝会えてありがとう。
そして帰ったらまた君に会いたいな。
「例えば〜君がいるだ〜けで心が〜強くなれること〜何より〜大切なも〜のを気づかせ〜てくれた〜ね〜」
米米CLUBの音楽を頭で奏でながら、私は出発した。
ここまでの長文大変失礼したが、朝の時間帯で私がどれだけいろんなことを考えているのかを再現したかった。
タイトルの通り、人は1日に約35000回判断しているらしい。
そう本に書いてあった。
それだけの数を脳で判断しているため、1日の後半になると、脳は疲れてしまい判断が鈍ってしまうらしい。
だから、午前中のうちに大事なことを考えようと著者は述べていた。
本当かよ!?と思い、今日の朝のことを書いてみたが、朝だけで相当いろんなことを私は考えて行動に移している。
だからあながち嘘ではなさそうだ。
今回を機に、大事な要件は朝のうちに片付けることにしようと思った。
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