自分の不注意から「ロックチェーン」をタイヤに絡ませるトラブル

バイクの後輪に絡み付いたロックチェーン日々の出来事
バイクの後輪に絡み付いたロックチェーン

今日は朝からトラブルが起こりました。

朝、7時40分。

職場から訪問先の施設に向かおうとした時のこと。

ガガガガガッとすごい音と共に、急にバイクが前進しなくなる事態が起こりました。

何が起きたのだ!?と驚く自分。

びっくりしたのも束の間、バイクが急に動かなくなる事態。

あっ!!と気づいた時には、すでに遅し。

私は何を血迷ったのか、バイクの後輪にロックチェーンをつけたまま発進してしまったのです。

歩道から道路のセンターライン近くまでバイクで進んでしまっていたため、動かないバイクをなんとか手押しで動かそうとしますが、それでもなかなか動かない。

右からも左からも車が来てしまいましたが、ハンドサインでごめんなさい!と必死に謝る私。

なんとか、歩道側にバイクを移動させたら、とりあえずテンパった頭を一度落ち着かせてみることに。

しかし、身体の至る所から汗が滲み出て、もう脇汗ダラダラで落ち着くことなんでできやしない。

重ね着した防寒具がむちゃくちゃ暑く感じてしまうほど、体は交感神経ビンビンに活動していました。

二枚ほど脱ぎ、地面に座り、バイクの後輪をよく観察してみると、見事にロックチェーンが後輪に絡み付いてしまっていました。

バイクの後輪に絡み付いたロックチェーン
バイクの後輪に絡み付いたロックチェーン

必死に前後に押したり、引いたりしても全くビクともしない。

全くどうしたもんかなぁ。

訪問先の診療に間に合わんなこれは。

タクシー!!!!をすぐさま呼んで、とりあえずバイクは後回しに。

訪問先には無事に到着しましたが、5100円と余計なタクシー代の出費。

訪問診療中もバイクのことが頭から離れず、ソワソワソワソワ。

訪問先に一緒についてきた歯科衛生士はバイクに詳しいため、事故後の対応についてご教示して頂いた。

とりあえず自走できるなら直接バイク屋へ。

難しければバイク屋に頼んでバイクを運んでもらう必要があるらしい。

診療が終わり、バイクを置いた場所へ急いで戻り、バイクが自走可能かチェック。

うん。なんとか自走できそうだ。

そして近隣でバイク屋を探したら、なんと50m先にバイク屋があった!

しかも今日は営業中!

電話してみると優しそうなおっちゃんが「暇だからいつでも来な」と言ってくれた。

行きます行きます!すぐに行きます!

50mを必死に押していき、なんとかバイク屋に到着すると優しそうなおっちゃんが、「どんな状況でこうなっちまったんだい?」と質問してきた。

かくかくしかじか、これこれこういったことをしてしまいましてと説明すると、「大変だったね。とりあえず後輪部分を分解してチェーンを取り外すよ。後輪のディスクブレーキが壊れてないか分解してチェックもしとくからちょっとそこで待ってな。」

おっちゃん優しい。(歯がないのが気になるけど。)

45分ぐらいしたら、おっちゃんがガレージから顔を出してきて、「終わったよい。」と声をかけてきた。

バイクのところへ行ってみると、無事にロックチェーンは外れていた。

幸いにもブレーキ関連の部品は壊れていなかったらしい。

お代を聞いたら、3750円と良心的だ。

バイク初心者丸出しだったから、もっと分取られると思ったが、大丈夫だったみたいだ。

「お兄さん歯医者さんかい?」と優しいおっちゃんが聞いてきた。

おっ。なぜ私が歯医者だと思ったのだろうか?

「お兄さんそこの歯医者からやってきたの見えてたんよ。だから歯医者さんかなってね。俺は歯がねぇーから入れ歯作って欲しいわ。」

おっちゃんのためならいつでもウェルカムですたい。

保険の範囲ならいくらでも作りますとお伝えして、その場はお別れした。

さて。

帰ってから、ロックチェーンの状態を見てみた。

ズタズタになったロックチェーン
ズタズタになったロックチェーン

もうボロボロだ。

硬い布の繊維がズタズタに引き裂かれているし、チェーン部分の金属もひん曲がっている。

金属もひん曲がっている
金属もひん曲がっている

ブレーキの破損はしていないらしいが、やはりこれを見ると心配になるなぁ。

今度もう一度、別のバイク屋に行ってメンテナンス受けてこよ。

(優しいおっちゃんのこと信用してないのねぇ〜)

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