最近、MARVELシリーズのドラマや映画を少しずつ見て勉強しています。
その中には、駄作で面白くないなぁと感じたものもあるのですが。(例えば、「イン○ューマンズ」とか。)
しかし、2018年に公開された映画「スパーダーマン:スパイダーバース」は、期待以上に面白かったです。
この映画は、実写版のスパイダーマンと異なり、違う次元のスパイダーマンが複数登場するマルチユニバースの世界を描いた作品となっています。
そもそも、2018年ごろの時点で私はマルチユニバースの世界観を理解していませんでした。
「アベンジャーズ:エンドゲーム」を境に、ドラマシリーズの「ロキ」や「ドクター・ストレンジ:マルチバース・オブ・マッドネス」によって、少しずつマルチユニバースの世界観を題材にした作品が出るようになりました。
それらを繰り返し見ることによって、今になってやっとマルチユニバースの世界を理解できるようになってきました。
そのマルチユニバースの基礎的知識が固められた状態で本作「スパイダーマン:スパイダーバース」を見ると、その世界観の壮大さに圧倒されてしまいます。
おそらく2018年の公開当初にこの映画を見ても、マルチユニバースの世界はきっと理解できなかったでしょう。
マルチユニバースを理解していなかったら、この面白さはわかりませんでした。
この映画は、アニメーションの技術もさもさることながら、ストーリー性も大変素晴らしいものとなっています。
頼りない主人公が、別次元の世界のスパイダーマンの影響を受け、少しずつヒーローとして成長していきます。
その姿が、ヒーロー好きにはたまらなく心地が良いのです。
鑑賞後の余韻も、スカッとして最高でした。
マルチユニバースの世界観では、別の次元に自分と同じ存在が何人もいる設定となっています。
しかし、その存在は全く同じ道のりを歩んでいるわけではなく、様々な事象の中で生まれた選択によって、それぞれが違う道のりを歩んでいるのです。
広大な宇宙の地球という惑星に住む1人の人間として、私は今ここに生きていますが、別次元の自分はどういう生き方をしているのでしょうか。
とても興味深いですね。
本作「スパイダーマン:スパイダーバース」は、Disney +で配信中です。
その世界観に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
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