テクノロジーが進歩しても、リアル体験はなくならない

リアル日々の出来事

20年前と比べると、私たちの生活はだいぶ変化した。

自動車は、AIなどのテクノロジーの進歩により半自動運転に置き換わってきた。

おそらく数十年で完全自動運転になるだろう。

エアコンや冷蔵庫にもAIが搭載されはじめ、温度管理を行うようになってきている。

とてもスマートだ。

また携帯電話・ガラケーと呼ばれていたものは、スマートフォンに置き換わり、1人1台は必需品となる時代になってきた。

暗証番号から指紋認証やFaceIDでプライバシーの管理をしたり、写真やファイルの管理はクラウド管理へ移り変わってきた。

4Gから5Gへの高速通信も目前に迫っている。

それによって、暮らしの中で使われるほとんどの家電が同時にネットワーク接続でき、更に暮らしの便利さが加速するだろう。

ブラウン管テレビやガラケー、VHS、MDプレーヤーなどの時代が懐かしく感じる。

テクノロジーの進歩によって暮らしが楽になったのは事実だと思う。

それによって古き良き時代の思い出が消えていく。

しかし、無くならないものもあると思う。

リアル体験だ。

テクノロジーがいくら進歩しても、リアル体験は決してなくなることはない。

例えば、食べるという行為を考えてみよう。

食べるという行為は、私たちの生理的な現象であり、その行為自体が人間の営みである。

人間は食べるという行為を決して無くすことができないため、必然的にリアルフードもなくなることはないだろう。

これが、食と暮らしは切っても切り離せないと言われる所以(ゆえん)であろう。

コミュニケーションにおいても、リアルは淘汰されないと思っている。

私はリアル店舗を持ち、本やコーヒーを介して人との関わりを持つことを夢見ている。

コロナ禍でリアル店舗の存在意義がなくなっている等々のニュースを耳にするが、私はリアル店舗がなくなることはないと思っている。

宅配やネット通販、SNSの普及が盛んに行われ、対人のコミュニケーションが減ってきたとしても、人はリアルなコミュニケーションを切望して止まないからだ。

人は潜在的に、人の温もりをどこかしらで感じることを願っているのだと思う。

だからこそ、コロナ禍ゆえにリアル店舗を作り、私は夢を実現していきたい。

人の温もりによって自分が変われたからだ。

周りからは笑われるかもしれないが、1番側で見守ってくれている相方がその夢を応援してくれているから自分は前に進めているんだと思う。

欲張らず、奢らず、慎ましく、日々精進して前に進もう。

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