ホスピタリティ〜心のこもった「おもてなし」〜

心のこもった接客対応で頂いたロースカツ重日々の出来事
心のこもった接客対応で頂いたロースカツ重

おはようございます。

11月4日木曜日。

昨日は、文化の日でしたね。

街中では文化の発展に因んだ様々なイベントが開催されたようですが、皆さんはどのような祝日を過ごされましたか?

私はというと、引っ越しに必要な家具・家電の購入のため家電量販店に行き、汗水流して奔走していました。

ネット購入でも良いかな〜とも思いましたが、直接販売員と交渉することで価格が安くなるかもしれない。

そう思ったので、交渉は苦手ですが、わざわざ家電量販店に行くことにしました。

しかし価格が安くなることを期待して行ってはみたものの、実際には現場の販売員と上手く交渉を進めることができず、価格は全く下がらず仕舞い。

こんなんだったらネット購入と全く変わらんではないかと、自らを叱責したことで気持ちが凹んでしまいました。

まぁしかし、私の交渉に落ち度があったと言えばなくはないのですが、販売員にも原因はあったのではないかと思っています。

家電量販店の販売員

私は家電量販店に赴き、冷蔵庫売り場でお目当ての冷蔵庫を見つけ、その冷蔵庫の在庫や機能性、配送に関して確認したいことがあったので、販売員を探しました。

そこに、たまたま私の側を通りかかった販売員がいたので私は「すみません」と声をかけてみました。

その販売員は「あっ、はい。」という返事と共にダルそ〜うな感じで私のもとにやってきました。

え?何?

なんでそんな低いテンションなの?

恐い恐い。

マスクの下、全く笑顔ないんですけど。。。

そのような“やる気・売る気”を全く感じられないオーラを放っていたので、『しまったなぁ。声かける人間違ったなぁ。』と思いつつも、私から声をかけた手前、そのまま冷蔵庫について相談してみることにしました。

お目当ての冷蔵庫の在庫や商品の仕様、またその他おすすめの洗濯機等について、色々販売員に聞いてみましたが、よくご存知なかったのか、何を聞いてもレスポンスが悪く、仮にやっと販売員の口から出てきたと思った情報は、私が下調べしたネットの情報と同じ内容しか出てこない始末。

『この人は冷蔵庫売り場の担当の人ではないのかな?』と思いもしましたが、名札をみると「担当:冷蔵庫・洗濯機」と名前の上に書いてあるではないか。

う〜ん。

なんでだろうか。

私は、冷蔵庫を買いにきたはずのに、冷蔵庫を購入する意欲が全く湧いてこない!

その後も販売員からは一向に“やる気・売る気”を感じず、冷蔵庫の購入を躊躇ったのですが、せっかく現地まで赴いた時間が無駄になってしまうので、残念な気持ちになりながらもその場で冷蔵庫を購入することにしました。

そうして私は胸の中にしこりを残しながら、家電量販店を後にしました。

UCC(上島珈琲株式会社)の販売員

その後、池袋のSEIBU百貨店のデパ地下でお昼を買いに行きました。

たまたまUCCの前を通りがかり、どんな豆を扱っているのかをみてみると、販売員の方が笑顔ですぐ声を掛けてきました。

私は自分で選んだり、考えたりする時間が欲しいので、すぐ声を掛けてくる販売員は苦手なのですが、その販売員は不器用ながらもコーヒー豆の種類や商品についての詳細を一生懸命説明し始めました。

「この豆はナッティで、甘さと口の中の粘性がとても素晴らしくて、本当に美味しいです。普段私もこの豆を使って飲んでいますが、夜に飲むコーヒー時間がとてもホッとする時間になります。」と自分の体験も交えながら、私の目を見て説明してくれるのです。

私はその一生懸命さにとても惹かれて、嬉しくなりました。

豆の種類などをリサーチ目的で立ち寄りましたが、私はその販売員さんのおもてなしに敬意を評し、コーヒー豆を100gほど買わせて頂きました。

UCCコーヒー豆
UCCコーヒー豆

まい泉の販売員

その後、まい泉でカツ丼を食べたいと思い、陳列棚をみていると、「商品がお決まりになりましたら声を掛けてくださいねぇ♪」と気さくに笑顔で声を掛けてくる販売員さんがいました。

私は後ろの客に気を使いながらも、自分のペースで何の弁当にするかじっくり選びました。

そして私はロースカツ重を選び、その販売員に購入を希望すると、「ありがとうございます!お箸入りますか?じゃあお手拭きも入れておきますね!(笑顔♪)なるべく今日の18時までに食べるようにしてくださいね!お買い上げありがとうございました!お気をつけて♪♪」

終始笑顔でハキハキと接客する販売員さん。

なんて気持ちの良い接客なんだ!

たった1つの弁当を購入して嬉しくなるなんて。

これだよ!この気持ちよさだよ!

これがホスピタリティの原点だよ!

私も医療というサービスを提供している身ですが、このような接客を体験すると、顧客本意のサービスって重要だなぁと身に染みます。

勉強になりますねぇ。

私はUCCの販売員とまい泉の販売員によって胸のしこりを全て取り除くことができました。

そして私は特急列車の中で、気持ちよくロースカツ重を食べ帰宅することができたのです。

心のこもった接客対応で頂いたロースカツ重
心のこもった接客対応で頂いたロースカツ重

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