人生で初めて購入したバイク。
ホンダのCT125ハンターカブを我が家に迎え入れてから5ヶ月が経過しました。
ハンターカブを買って大変満足しています!
しかし、その一方で「バイク初心者」の私がハンターカブに乗り続けて感じた3つのデメリットがあります。
今回の記事は、その3つのデメリットをバイク初心者の目線でまとめてみました。
そして、その3つのデメリットを理解した上でバイク初心者の方々にハンターカブの購入を前向きに検討してもらえたら嬉しいです。
ハンターカブ【3つのデメリット】
ハンターカブは、燃費や維持費の良さなど経済的な負担を強いられることがなく、通勤利用するには大変便利なバイクとなっています。
↓ハンターカブのメリット【まとめ】↓
その多大な恩恵を受けていて、このような記事を書くのもどうかと思うのですが、やはりどんなものにもデメリットは存在します。
しかも、乗り続けることで改めて感じたデメリットがハンターカブにはあります。
そのデメリットを3つに絞って紹介していきたいと思います。
①強烈な「エンジンブレーキ」
まずハンターカブは、ロータリー式のシフトチェンジという、一般的なバイクよりも非常に“簡単”にシフトチェンジが行えます。
もちろん最初は慣れが必要ですが、自転車のギアチェンジができるのであれば簡単に習得できるのではないでしょうか。
なんて言いながら、当時必死にシフトチェンジについて店員に教わっていた自分はどうなんだとツッコミたいところですが。(笑)
↓当時はハンターカブにクラッチがあることさえ知らずに購入しました↓
先ほど述べたように、ハンターカブのシフトチェンジは“簡単”に習得できると思うのですが、“上手に”できるかと言われると、それはかなり難しいかもしれません。
その理由は、ハンターカブが他のバイクと違い、シフトダウンして減速すると強烈なエンジンブレーキがかかるからです。
この強烈なエンジンブレーキによって、発進・減速の動作時に“急制動を起こしたか”のような強烈なガクンッといった衝撃が体に加わります。
これは傍から見ると本当に恥ずかしいのですが、乗ってる本人も相当恥ずかしいです。
そして、恥ずかしさ以上に何よりもバランスが崩れてしまい、運転するのが怖くなります。
ハンターカブに乗り始めて5ヶ月が経過しようとしていますが、いまだこのエンジンブレーキをコントロールする技術を習得できていません。
今述べたように、エンジンブレーキが強くがかからないような技術が存在するのですが、それをバイク業界では「ブリッピング」と呼ぶようです。
この「ブリッピング」という技術を習得すれば、スムーズなシフトチェンジが行えるようなのですが、レビューを参照しているとカブ歴が長い人でもこの技術の習得は難しいという声を散見しています。
この「ブリッピング」本当に難しいです。
↓動画で1番わかりやすいと思ったものをUPしてみました↓
ハンターカブのカスタムも参考にできそうな箇所がたくさん詰まっているので一度チェックしてみてください。
②嘆きの壁に等しい「足つきの悪さ」
これはハンターカブを購入する前からYouTubeで確認はしていましたが、足つきに関してはかなり悪いと思います。
「足つきは良好」あるいは「良好とは言い難い」等々のレビューが何件か散見されましたが、バイク初心者の私にとって足つきの重要性は購入時点で特に意識はしていませんでした。
↓そもそもネットで購入したので、乗り心地すらわからずに購入してしまいました。↓
結局、試乗はせず、バイクとご対面してから足つきの悪さを実感しました。
上の写真は、停車時を想定した足のポジションを撮影したものです。
ハンターカブのシート高は80cm。
身長160cmで股下70cmの短足の私にとって、このシート高さは“嘆きの壁”に等しいです。
シートに深く座り、両足を降ろすと親指がなんとかくっつく程度になってしまいます。
停車時にしっかりと両方の足で着地することができないため、基本的に片足で停車せざるを得ません。
片足停車時も足先を使って停車するため、何度も停車していたり、渋滞が多いと足のつま先がだいぶ辛くなってきます。
まだ長距離の移動をしたことはありませんが、長時間運転の際は疲労が心配になってきます。
そもそも教習所ではバイクの停車は左足で行うようルールとして教わったので、片足停車に関しては問題ないのですが、両足で停車しているバイカー達を見ているとやはり停車時の安定性が羨ましいと思ってしまうのは私だけでしょうか。
この足つきの悪さに関しては、シートを交換したり、サスペンションを変えることで車高をローダウンすることができるそうです。↓
しかし、私はエンジンオイルさえ1人で交換したことがないバイク初心者です。
恥ずかしながら、ちょっとハードルが高いカスタムをどこにどうやってお願いしたら良いかそもそもわからないのです。
今度、1年の点検時にバイク屋に行く予定なので、そこでオーナーさんが優しかったら聞いてみたいと思います。
※2021年10月25日 追記 ※
他のサイトをみると、足つきのレビューに関してはやはり賛否両論あるようです。
結局のところ、足つきの良さに関しては、自分の身長や股下の長さに左右されることがわかりました。
↓下のサイトでは、筆者の身長が175cmと高く、股下の長さも長い印象を持ちます。
なので足つきはめちゃめちゃ良さそう。
身長が低く、股下の長さが短い方は、一度試乗して足つきの良さを確認することをお勧めします。
足つきが悪いと感じるも、どうしてもハンターカブが良いと思った場合、あとは車高を低くして、足つきを良くしていくしかないかもしれない。
③小型なのに「ヘビー級の重さ」
ハンターカブは、アウトドア仕様になっていることもあり、林道など道が不安定な場所の走行にも適しています。
排気量を多くしていることや、強化フレームによってエンジン周囲を保護していることもあり、スーパーカブと比べて10kgも重量があります。
「重い=質量」があるということは、ぬかるんだ道でも安定して走れるのですが。
私の場合、通勤で市街地を走っていることがほとんどで、ぬかるみや砂利道を走行することがまったくありません。
このようにアスファルトの路面を走行することが多い私にとって、アウトドア仕様のメリットというものを実感するに至ってはいません。
そのため、現在はこのバイクの「ヘビー級の重さ」によって、取り回しがしにくく、デメリットとして感じています。
他サイトでデメリットと評価している点に関して
この記事を書くうえで、他サイトでデメリットと評していることが、私にとってもデメリットとなりうるのか考えてみました。
シフトインジケーターがないこと、そして車両価格が高いことについてです。
①シフトインジケーターはデメリットとなり得るのか?
例えば、シフトインジケーターが装備されていないことです。
↑上のインスタの写真で赤く「0」という数字が表示されている機器がシフトインジケーターです。
ハンターカブはクラッチ操作が必要ですが、通常このシフトインジケーターという機器がハンターカブには装備されていないため、走行中に今クラッチが何速に入っているのかわからない、という声がネット上に散見されていました。
このクラッチが今何速に入っているのかわからないという不安から、シフトインジケーターを購入し車体に装備する人も多いと思いようです。
しかし、バイク初心者の私があえて述べさせて頂きますが、正直このシフトインジケーターは必要ないと思っています。
↑私はプライベートにおいてロードバイク(自転車)で気分転換をすることがあります。
このロードバイク は、シフトインジケーターのような電光表示などはないので、基本的にはギアの操作を体で覚えて操作していきます。
もちろん最初の頃は、今ギアが何速なのかといったことは全くわからず走行していましたが、乗り続けていくうちに、ギアの重みや音などから、今ギアが何速なのかといったことが感覚的にわかってくるのです。
ハンターカブ においてもこれと同様のことが言えると思います。
最初はシフトが何速に入っているのか戸惑うかもしれませんが、毎日使い続けていけば、1年ぐらい経つころにはエンジンの音、加速力、走行スピードから、感覚的にシフトが今何速に入っているかだんだんわかってくるのです。
他サイトにおいて、シフトインジケーターがないことをデメリットと評している方を散見しますが、ハンターカブに5ヶ月乗り続けている私にとってはシフトインジケーターがないことをデメリットと感じることはありませんでした。
②車両価格はデメリットとなりうるのか?
続いて多くの方がデメリットとして挙げているのが、車両価格が高すぎることです。
ハンターカブ は新車で44万円もします。
原付二種にしては大変高価な買い物だと思います。
しかも、半年以上の納車待ちもザラじゃありません。
だから中古で購入を検討している人も多いと思います。
中古であれば、納車待ちなどせずにすぐに乗ることができますから。
しかし、人気を博しているハンターカブは、中古価格も高騰しています。
大体50万円前後で、高すぎる印象をお持ちになるでしょうか。
新車にカスタムを少し付け加えた費用と同等以上の価格で取引されているのですから、その気持ちもわからなくもありません。
おそらく、納車待ちせず、すぐに乗れる魅力もあるので、多少中古価格が高くても売れてしまうのでしょう。
原付二種にしては、この高価な車両価格をデメリットと捉えて評価している方がいるのも頷ける気がします。
しかし、私はデメリットと捉えていません。
私の場合、新車及び中古の車両価格が高いことは、大きいメリットと捉えています。
新車の車両価格が高ければ、購入する人も少なくなり、生産台数が必然的に少なくなる傾向になります。
すると車両の価値が上がり、仮に売りに出すことになっても、リセールバリューを高くすることができます。
ハンターカブは、今そのようなリセールバリューの高いバイクになっているのです。
↑リセールバリューの重要性は上記サイトがわかりやすいと思います。↑
基本的に、私は車は必要ないと思っていますが、もし車をどうしても購入するのであれば、中古車またはリセールバリューの期待できる車を買うことをお勧めします。
バイクもそうです。
リセールバリューを考えて購入することを考えれば、高い車両価格はデメリットになり得ないと思っています。
まとめ
・強烈な「エンジンブレーキ」
・嘆きの壁に等しい「足つきの悪さ」
・小型なのに「ヘビー級の重さ」
今回はハンターカブに乗って5ヶ月を迎えるにあたり、バイク初心者が感じるハンターカブの3つデメリットを挙げてみました。
他サイトでは、そのほかにシフトインジケーターがないこと、また車両価格が高いことをデメリットと評している方も多いのですが、私はそれらをデメリットと感じることはありませんでした。
また、日常生活で利用するのであれば、スーパーカブの方が取り回しのしやすさは断然高いのかなと思いました。
しかし、私はハンター株を買って後悔はしていません。
あくまでこれは個人的な意見ですが、私の住んでる近隣ではこのハンターカブに乗っている人をあまり見かけないので、自分的にはこのバイクに個性を感じています。
デメリットもありますが、初めてのバイクなので可愛い相棒として長く使っていきたいです。
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コメント
うーん・・・だな。デメリットって記事でバズる目的だろうけど、本当にデメリットって言うならシートの硬さとか他にあるでしょう。いろんな車種乗ってからレビューしてくださいなw
うーん・・・だな。デメリットって記事でバズる目的だろうけど、本当にデメリットって言うならシートの硬さとか他にあるでしょう。いろんな車種乗ってからレビューしてくださいなww
貴重なご意見誠にありがとうございます。
バイク乗り始めて1年となりましたが、まだまだ経験が足りないのはご指摘通りでして、真摯に受け止めたいと思います。
引き続き、記事のリライトを進めさせて頂き、改善していき対と思います。
この度はコメントありがとうございました。