乾いた心と身体に潤いを〜潤いがある毎日を送るためのヒント〜

自然の中に佇む相方暮らしのこと

連日、30度以上の猛暑が続くと、心も体も乾いているのを感じます。

生ぬるい風が吹いている朝、バイクで出かけると、いつもと変わらない風景が飛び込んでくる。

交差点では、パンパンに膨らんだ肩掛けバックを背負って、扇子で暑さを凌ぎながら出勤するサラリーマン。

部活動着をきて、バスケットボールの袋を肩にかけ、自転車で学校に向かう中学生。

蕎麦屋では、女将さんが暖簾を入り口にかけ、掃き掃除を始める。

いつもお世話になっている美容院の担当お姉さんは、大きなガラス窓を丁寧に拭いている。

街の始まりを感じながら、自分の1日をスタートすることは、とても清々しい気持ちになる。

昨日は、朝9時からJ-WAVEを聴いていました。

LIVE音源を用いた9時間の特別番組。

過去における時代の風潮や流れ、考え方によって音楽フェスはどのように変わっていったのか、その軌跡をライブ音源で振り返っていくという企画。

フェスに行ったことがない私でも、一度はフェスに行ってみたいと心を動かされました。

ライブ音源だけでなく、心地よいナビゲーターの声とナビゲーター同士の掛け合いを楽しむこともラジオの魅力だと思う。

TVも見なくなり、ラジオを聴くようになった時、自分にはこんな一面があったのかと驚きとともに自分が好きになってきた。

話は脱線するが、ラジオ番組内で、15歳の子が番組メッセージを送っていることを知り、ラジオの影響力はすごいなぁと感心してしまった。

自分が15歳の頃を思い出すと、ゲームや漫画に熱中し、ラジオなんてこれっぽっちも興味を見いだせなかった。

今の15歳は、自分でアンテナをしっかり張っているんだなと嬉しい気持ちになった。

さて、そのラジオを聴きながら、夕方まで読書の時間にあててみた。

昼食はそんなに食欲がなかったので、豆腐だけ食べた。

1人でいるときは、彩豊かな食事などはしていない。

作ることが面倒くさいからだ。

しかし、コーヒーを抽出することは苦ではないらしい。

わざわざ溶けづらいロックアイスを買って、いつもよりもコーヒーの粉を多くして、美味しいところだけ抽出して作るアイスコーヒーは面倒に感じないみたいだ。

蒸し暑い部屋の中で火照った体を潤してくれる。

読書やコーヒーなどの趣味を充実させてきたことも、心を潤す一つの秘訣だと思っている。

趣味がない人は、趣味を探していくことも必要かもしれない。

夕方になったら、長芋と紫蘇とチーズの挟み焼き、生姜ご飯、余った餃子の皮を使った中華スープを作り、相方が仕事から帰ってくるのを待つ。

食事を作るのは面倒くさいが、それは自分に対してだけだ。

一生懸命、相方が仕事をしてきてくれるのだから、それに対して労ってあげなければ夫婦といえないだろう。

その時は面倒くさいという気持ちは出てこない。

むしろ相方が喜んでくれる顔を想像している。

そして相方が帰ってきたら、おかえりと言って、きちんと相方の顔を見る。

その日の仕事がどうだったのか顔の表情で悟り、その次に掛ける言葉を考えたりもする。

相方が着替えている間に、少しずつ食事を温めなおし、狭い小さなテーブルで一緒に食事をする。

今日は、仕事はどうだったとか、こういう出来事があったとか、自分はこういうことをして1日を過ごしたとか。

たわいもない話かもしれないが、お互いの話を話すことも心に潤いをもたらす。

食事が終わったら、すぐに食器を洗い、就寝前の余暇時間を楽しむ。

お互い思い思いの時間を過ごしていることが多い。

私は、雑務の仕事をしていたり、仕事の勉強、それらがない時はまた読書の時間を過ごしたり、このブログを微調整したりしている。

相方は、スマホでTV番組を見たり、Instagramを閲覧したり、読書をしたり、結婚式のことを考えたり。

お互い別々のことをしているが、同じ空間で同じ時を過ごしているこの瞬間が、豊かさを感じる。

相手を思いやる気持ちはとても大切で、常に意識はしている。

でも、自分に正直になる、自分の時間を大切にすることも重要だと思っている。

それが、乾いた心と体に潤いをもたらすと思っているからだ。

これが、潤いがある毎日を送るためのヒントなのかもしれません。

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