昨日の夕方17時ごろ。
家の内壁を塗装するため、私は車で新築の家に向かう途中でした。
ちょうど橋の真ん中で渋滞にはまり、大きなため息を着きながらふと横の窓ガラスを見るととても不思議な月が遠くの方に見えました。
あぁ、そういえば朝のラジオ番組で言ってたなぁと思いながら、私はスマホを取り出して写真を撮っていました。
結局、すぐ車は前方に動いたのでじっくりみることはできませんでしたが、良い部分月食を写真に残すことができました。
詳しく調べてみると、今回の月食は日本全国で観測可能みたいですね。
部分月食ではあるものの、月の直径の97.8%までが影に入り込むため、“ほぼ”皆既月食に近い現象が観測できたみたいです。
これは89年ぶりとなる現象らしく、とても貴重な体験のようです。
新築の家に到着後、確かに部分月食は徐々に皆既に近い状態になっていきました。
とても素晴らしい現象だったので、相方にこの現象のことを伝えることにしました、
「今日は18時ごろに皆既月食見れるらしいよ〜。」と。
しかし、相方はそれどころではなかったようです。
相方は、今日の朝から何となしに具合が悪かったみたいで、夕方になってからさらに具合が悪くなってしまいました。
本当は今も一緒に塗装する予定だったのですが、体調がダウンして明日からの仕事にも支障をきたすかもしれなかったので今日は相方を先に帰宅させました。
早めに帰宅させたことで、徐々に相方は体調が回復したようでした。
塗装がひと段落して私が帰宅する19時頃には、電話で話す声のトーンも元に戻っていたので、少し安心。
ちょうど夜空を見あげると月の上方部分が食された状態になっていたため、改めて相方に部分月食見てごらんと勧めるも、あまり興味を示してくれない様子でした。
むしろ月食って何?というように、頭に「?」が浮かんでいる感じ。
相方よ。
興味がないから見ないのは良い。
しかし、見たいと思って見れると思うなホトトギス。
次に見れるのは、なんと65年後だぞ。
私たちが100歳の時にまた見れるかもしれないが、天気が崩れたら見れないかもしれない。
そう考えたら、興味がないからと言って見ないのは、とても勿体無いと思わないかい?
だから月食を見よう。
立ってくれ。自然の神秘を。宇宙の奇跡を一緒に見よう。
その想いが相方に伝わったのか、賃貸のマンションに私が帰宅したら、重い腰をあげてやっと部分月食を見てくれました。
月食の神秘に少しは感動したみたい。
ついでに17時ごろに車の中から撮影した月食の写真を見せたら、かなり食いついてくれました。
「えーすごいねぇーこれお月様の顔みたいだねぇー」。
月を拡大してみると、確かに顔のように見えます。
う〜ん。自然の神秘って素晴らしい。
こんな貴重な体験を相方とともに共有できたことがまた幸せ。
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