先日、思い悩むことに出くわしました。
相手に不信感を抱いてしまい、「この人とのご縁を続けていくことに意味はあるのだろうか。」と悩んでしまいました
「挨拶」って、とても大切なことだと思うんです。
相手との距離感を掴むスタートライン。
その挨拶が雑だと、その後の対話のペースも雑なままになってしまいます。
もちろん、こちらから明るく挨拶をしても、思ったような返答が返ってこない時も多々あります。
私の普段の診療において、患者が最初から心を開いてくれることは、まずありません。
誠意ある説明や、来院して頂いた事への感謝。
これを繰り返し伝えていくこと。
この継続的なアプローチによって、患者は心を開いてくれると思っています。
この継続的なアプローチが心を開かせる方法だとしても、アプローチのきっかけは、やはり最初の“導入”である「挨拶」が重要なのは言うまでもないのではないかと思います。
であることに間違いはないと思います。
少なくとも、医療サービスにおいては、そのように捉えています。
しかし、これは医療にとどまらず、サービス業全般においても言えることではないでしょうか。
私がカスタマーの側に立った時、やはりホスピタリティのきっかけは「挨拶」から始まっているように思います。
どんなに最高級のサービスだったとしても、最初の“導入”で躓いてしまっては、最高のサービスも、最低のサービスに変わってしまいます。
それだけ、最初の「挨拶」はどの職種においても、とても大切なものだと感じています。
長く関係が続いていたとしても、相手への敬意は持っていたいものです。
しかし、その「挨拶」を怠ってしまっては、こちらとしても敬意を持ち続けることは難しくなってきます。
相手に、この気持ちが伝われば1番早いのですが、ここがコミュニケーションの難しさだとも言えます。
良好な人間関係を構築するのに大切なのは、やっぱり「挨拶」だよなぁっと改めて感じました。
自分への戒めとしても、この教訓は忘れないようにしなければなりませんね。
相手を迎え入れ、労いの言葉を添えても、それが普通になってはいけないと改めて感じました。
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