バイク界隈で人気を誇るCT125ハンターカブ。
新しいカラーバリエーションも展開され、ますます人気に拍車をかけているようですが、それでも本当に買って良いものか悩みますよね。
いくらリセールバリューが見込めるからと言って、原付二種にしては車両価格の高さは悩ましいところ。
2021年の3月、CT125ハンターカブを購入してから1年が経過しました。
この1年間、私はハンターカブを“通勤”で利用してきましたが、日常生活において大変助かっており、いくつかメリットを感じています
私はバイクマニアではないし、リアスプロケットがどうのこうのなど、細かい性能面を説明することはできません。
しかし、バイク初心者からの目線で、【1年間】ハンターカブを“通勤”で利用して感じた5つのメリットは紹介できると思いましたので、まとめて紹介していきます。
この記事は次の方に向けて発信しています。
- CT125ハンターカブのメリットが知りたい方
- CT125ハンターカブを実際に乗って感じた生の声が知りたい方
- CT125ハンターカブの購入を検討している方
- 通勤利用のバイクの購入を検討している方
家計に優しい「維持費の安さ」
通勤・通学で使用するバイクとして、 すべての125cc未満の原付二種は高い人気を誇っています。
その理由は、原付の扱いやすいサイズ感はそのままに、普通自動車や普通二輪車と同じように一般道で60km/hの速度で走行できるからです。
私が通勤で使用するバイクとしてハンターカブを選んだ理由もそれとまったく同じです。
では、そんな通勤で使用してきたハンターカブの年間の維持費の詳細について見ていきたいと思います。
・自賠責保険(12ヶ月):7060円
・軽自動車税:2400円
・任意保険(12ヶ月):13070円
・駐車場代:無料
↑上の項目がハンターカブに要した年間の維持費の費用です。
年間に支払う合計金額は22530円なので、だいたい月額で換算すると1877円ぐらいになります。
ハンターカブの維持費の安さを初心者の方でも理解しやすいように、念のため数年前まで私が普通自動車に支払っていた維持費の詳細も載せておきます。↓
・自賠責保険(12ヶ月):12700円
・自動車税:25000円
・任意保険(12ヶ月):59000円
・駐車場代(月極5500円×12ヶ月):66000円
私が普通自動車に年間で支払っていた合計金額はなんと162700円となり、これを月額換算すると13558円となります。
同じ通勤で利用するにしても、性能面や快適度など車とバイクでは比較対象が違いすぎて参考にならないかもしれませんが、費用だけに着目してみたら、かなり経済的で家計に優しいとと思います。
お財布にも嬉しい「燃費の良さ」
2つ目のメリットは燃費の良さです。
私は、ハンターカブを利用して、通勤で片道6kmの道のりを走っています。
仕事以外でも利用していますが、ここでは仕事のみで利用していると仮定し、20日勤務で換算してみると〔20日×往復12km=240km〕となります。
これに対して、私はガソリンの補給を毎月2回行っています。
ハンターカブの燃料タンクはMAXで5Lですが、毎回早めの給油するので、給油量は毎回4L前後です。
つまり毎月8〜10Lのガソリンを消費していることになります。
これをレギュラーガソリン1Lあたりの費用を166円として計算すると、月額だいたい1328〜1660円となり、燃費(燃料の容量当たりの走行距離)で表すと、約20〜30km/Lとなります。
(※路面状況や運転の仕方でこの数値は前後すると思います。)
10年ほど前、私はトヨタのハリアーに乗っていた時期がありましたが、そのトヨタのハリアーの燃費はなんと8km/Lでした。
50Lの容量に毎月1〜2回のガソリンの補給が必要だったので、ガソリン代だけで毎月7000〜12000円ぐらい支払っていたと思います。
かっこいい車ではありましたが、お財布には優しくない車でした。
今はガソリン代の高騰でお財布がかなり悲鳴をあげているのではないかと思います。
そんな中で、ハンターカブの燃費の良さは、お財布にとっても最高に嬉しいメリットだと思います。
なんでも運べる「キャリア(荷台)の汎用性の高さ」
ハンターカブは、クロスカブやスーパーカブと異なり、かなり大きいキャリア(荷台)が搭載されています。
このキャリア(荷台)にリアボックスを搭載するバイク愛好家が結構いらっしゃるんですが、私はリアボックスは搭載せず、普段から↓コンプレッションベルト↓を利用して物を運んだりしています。
↑リアボックスのメリットは、「雨が降っていてもボックスの中に物をしまってしまえば、雨に濡れずに物を運ぶことができること」です。
一方で、デメリットは「リアボックスの容量以上のものは運べないこと」です。
↓下記の写真のように、キャリアからはみ出てしまうものは、リアボックスを搭載していると運べません。
しかし、コンプレッションベルトを利用すれば、キャリアの寸法以上のものでも荷物を固定して運ぶことができます。
DIYに使用する木材だったり、引越しに利用するMサイズのダンボールもなんなく運べてしまいます。
衣類やゴミ袋などの変形しやすい物も、コンプレッションベルトであればその形にフィットしてキャリア(荷台)に固定することができるので、汎用性が高く私は大変重宝しています。
周りの景色を楽しめる「加速度・巡航速度の気持ち良さ」
これはあくまで、私個人がハンターカブに乗り感じた性能面のメリットなので、人によってはメリットと呼べない可能性もありますが、私はハンターカブの加速度と巡航速度がとても気に入ってます。
ハンターカブは「強烈なエンジンブレーキ」というデメリットはあるものの、出だしの1速から2速にかけての加速度は気持ち良いぐらいの性能を持っているように感じます。
この段階的にスピードが上がる楽しさは、バイク初心者の幼心をくすぐってくれるので、とても運転していて楽しいです。
また、人によって好みの巡航速度域は変わると思いますが、私の場合50km/hぐらいの巡航速度がとても気持ちよく走行することができます。
この巡航速度域だと、ガクンッガクンッと体が前後に揺さぶられる強烈なエンジンブレーキに左右されずに、周りの景色を楽しみながら走行することができます。
赤のカラーリングが映える「珠玉のかっこよさ」
これは、ハンターカブの最大のメリットと言って良いでしょう。
とにかく「かっこいい!」
最初は、この赤のカラーリングに恥ずかしさを覚えました。
あとで塗装してしまおうとも考えていましたが、今はこの色合いがとても気に入っています。
その理由は、「車両の塗装面積」が関与していると私は思います。
車と違って、バイクは「車両の塗装面積」が非常に少ないです。
そのため、たとえ流行のアースカラーの塗装を施しても、遠目から見たらあまり色味がわからないといったことが起こりうるのです。
そこに人が乗車していればなおさらです。
バイクを映えさせるためには、少ない「車両の塗装面積」に強い色味のカラーリングを選択することが必要だったようです。
つまり、このHONDAが推奨する赤のカラーリングこそが、バイクを絶妙に映えさせ「珠玉のかっこよさ」を感じさせてくれるポイントなんですね。
特にハンターカブは、ハンドルや要所要所の部分には黒のカラーリングを採用しているので、変にギラギラせず、全体的にまとまりのあるカラーリングとなっています。
それゆえに街乗りしていても過度な派手さはなく、オフロード系の車両スタイルに、この赤と黒のカラーリングがかっこよさを増し増しにしています。
なので、このかっこよさに惚れたら、四の五の言わずにぜひ購入しましょう。
まとめ
・家計に優しい「維持費の安さ」
・お財布にも嬉しい「燃費の良さ」
・なんでも運べる「キャリア(荷台)の汎用性の高さ」
・周りの景色を楽しめる「加速度・巡航速度の気持ち良さ」
・赤のカラーリングが映える「珠玉のかっこよさ」
通勤・通学には125cc未満の原付二種は大変便利だと思います。
私は30代で初めてバイクを購入し、しかもハンターカブというクセの強いバイクを1年間通勤で利用してきました。
経済的負担も少なく、かつ所有欲を心ゆくまで満たしてくれるので、ハンターカブに出会えて本当に満足しています。
価値観は人によってさまざまかもしれませんが、このブログを見てハンターカブを購入してくれる方が増えてくれるととても嬉しいです。
ぜひ、参考になさってください。
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