クーラー病(冷房病)の恐怖
猛暑が続いています。
皆さん体調は如何お過ごしでしょうか。
寝苦しい夜に、さすがにエアコンをつけて寝る方も多いのではないでしょうか。
熱中症予防目的で、私も自宅ではエアコンをつけて寝るようにしています。
しかし、エアコンをつけて寝ると、最近悩まされていることがあります。。
夜間に足先の冷たさを感じ、中途覚醒してしまうのです。
足先の冷たさから、徐々に足先がジンジンしてきて眠れない。
そういう場合は、急いでタオルケットで足をぐるぐる巻きにしたり、足を折り曲げて足先を温めるようにしています。
もともと私は冷え性があり、毎年冬の時期は特に足先の冷たさには悩まされていました。
30代になってから、夏のこの時期でも足先が冷たくなるようになってきたため、不思議に思って症状をネットで検索してみると、どうやらこれは一種の恐ろしい病気の可能性が浮上してきました。
それは、クーラー病(冷房病)です。
冷房による体の冷えすぎや、室内外による温度差に体が適応できなくなると、自律神経に変調が起こり、その結果「体の冷え、肩こり、疲労感、便秘、腰痛、手足のむくみ」などの症状が現れることがあります。
これを「クーラー病(冷房病)」と呼びます。
クーラー病(冷房病)というのは俗称で、医学的には自律神経失調症と考えられています。
気温の著しい変化が繰り返し起こると、体温調節している交感神経や副交感神経などの自律神経のバランスが異常をきたし、その自律神経の乱れが、さまざまな症状を引き起こしてしまうようです、
私のように深い眠りが得られず中途覚醒してしまうのも、このクーラー病(冷房病)が原因かもしれません。
普通は筋肉量が少ない女性に多く罹患すると思いがちですが、意外にも男性に罹患することも多いようです。
特に、エアコン慣れしている若者の罹患率は高いようですね。
クーラー病(冷房病)に対する対策
そうとわかれば、早速クーラー病(冷房病)に対する対策を講じてみました。
私は次の4つの対策を日常生活に取り入れてみることにしました。
適正なエアコンの温度設定
エアコンの冷房による冷えすぎや、室内と屋外との温度差が、クーラー病(冷房病)の主な原因と言われています。
なので、まずエアコンの設定温度を適正にすることを心掛けました
一般的には、室内の適温は25度~28度で、外気温に対して5度以内の室温が望ましいと言われています。
ここで問題となるのは、同一居室内に家族がいる場合です。
家族間でも体感温度は異なってくるため、一貫したエアコンの温度設定をすることができない場合があるのです。
特に、私は寒がりなのですが、相方は暑がりなので、ここで差が生まれてしまうわけですね。
そういう場合は、私が靴下を履いたり、ひざ掛けをして、下半身の寒さを防ぐことにしました
暑かったら服を脱げば良いのですが、さすがに服を脱ぐのにも限度があります。
寒いのはいくらでも着込めるので、基本的には相方がエアコン設定温度の権利を持つことになっています。
適度な運動による血行の促進
血行の促進を促すために、適度な運動を行うことにしました。
まずは筋トレ。
次に、筋トレ。
そしてとりあえず、筋トレです。
腹筋、腹筋、腹筋、腹筋です。
今まで運動していなかったので、筋トレをして筋肉量を増やすことをしてみました。
また夏の暑い時期はお風呂はシャワーで済ませてしまうことも多いかもしれませんが、足湯を行って血液の循環を促すことも試してみることにしました。
自律神経のバランスの調整
調べてみると、日常生活においてストレスをためないようにすると、自律神経の乱れは生じないようです。
ストレスをためないように、不規則な生活は避けること、そして仕事で根を詰めすぎないようにすることを、意識するようにしました。
食事の内容に気をつける
最後に、食事内容を見直してみました。
特に根菜類など体を温める効果が高い材料を使った食事をとることを意識しています。
最近の私のおすすめは「にんにくスープ」。
鶏ガラの出汁で味付けをしたシンプルなスープですが、新陳代謝がアップし、エネルギーも超絶みなぎってきます。
もちろん栄養のバランスも重要なので、野菜は必ず取るように心がけています。
暑いと、ついキュウリの漬物や素麺に偏ってしまいがちですが、冷食に関しては頻度を改めるようにしてみました。
効果のほどは?
クーラー病(冷房病)に対する対策を講じてみたところ、身体的・精神的に身体が整っているような実感はしています。
睡眠の質に関しては、明け方にかけてベランダで蝉が鳴き叫ぶため、どうしても起きてしまいますが、早起きしていると思えば、生活リズムは良好に保たれていると言えるかもしれません。
クーラー病(冷房病)は夏よりも秋にかけて症状が顕在化してくるようなので、引き続き対策は怠らず、自らの身体の変化を確認していきたいと思います。
コメント