コーキング処理について

コーキング処理について家のこと
コーキング処理について

コーキング処理とは

住宅にはさまざまな場所でコーキング処理施工されています。

キッチンのシンク周りやガス台周りの継ぎ目、冊子周囲の継ぎ目、壁紙の継ぎ目などです。

そういった「継ぎ目の隙間を埋める作業」コーキング処理と言います。

これは仕上がりにもだいぶ影響し、下地処理の次にとても重要な工程となります。

コーキングに使用する材料

コーキング処理に必要な材料は、内装用コーキング剤である「ジョイントコーク・A」です。

これはホームセンターにも広く出回っているので、簡単に手に入る材料だと思います。

内容量は500gとめちゃめちゃ量が多いです。

壁一面の塗装だけであれば、余裕で余ります。

クリアのみ340gの内容量のものが販売されていますが、我が家では家全体をコーキング処理している最中でして、現在500gのものが3本目に突入しています。

最初の頃は、1回に使用する量を今よりかなり多く使っていたため、消費するスピードが早かったのですが、使用するたびにコツを掴んできて1回に使用する量も徐々に減ってきています。

それに伴い消費スピードも緩やかになっています。

こればかりは素人なのでやってみないとわかりませんね。

比較的安い材料なので、気にせず使えてしまうところが魅力的です。

ジョイントコークのカラーバリエーション
ジョイントコークのカラーバリエーション

カラーバリエーションも豊富です。

使用する場所の色味に応じてコーキングのカラーを選べば、仕上がりに影響することなく使うことができます。

基本的に我が家ではコーキングの上からペイントしてしまうので、ペイント剤にコーキング剤の色味が影響しないようにクリアを選択しました。

コーキング用のヘラ
コーキング用のヘラ

その他に、コーキング処理をするためのヘラなども、ホームセンターで購入してみました。

しかし、私はこの道具をうまく使いこなすことができませんでした。

結局、1番使い心地が良かったヘラは「自分の指」でした。。

コーキング処理の方法

では、コーキング処理の方法を紹介していきます。

基本的には、シーラーの下塗りが終わり、シーラーが完全に乾いたらコーキング処理を行なっていきます。

実は私は、初めて内壁塗装した時、間違ってコーキング剤を塗らずに仕上げ塗装1回目をしてしまいました。

一応、それでもなんとかなるのですが、仕上げ塗装1回目の上から行うコーキング処理はやりにくさを感じました。

ポーターズのペイントの塗装剤の中には、石英の粒が含まれているため、コーキング処理をする時に石英の粒が邪魔してうまく滑らかに処理を行うことができなかったからです。

なので、基本に忠実に、下塗り後、シーラーが乾燥してからコーキング処理をすることをお勧めします。

冊子周囲の隙間
冊子周囲の隙間

写真のように石膏ボードと冊子さっしの間には微妙な隙間が存在します。

この隙間を埋めてあげることで、冊子と内壁との継ぎ目が綺麗に仕上がり、満足度を高めることができます。

ジョイントコーク・Aを塗布していきます。
ジョイントコーク・Aを塗布していきます。

「ジョイントコーク・A」のノズルの先端を、先程の隙間にあてがって、コーキング材を出していきます。

使用量の目安は、小豆大で10〜15cm程度薄く伸ばすことができます。

隙間の中にコーキング材を入れるというよりは、まずは隙間の上に置いてあげるイメージでしょうか。

コーキング剤を指でなぞっていく
コーキング剤を指でなぞっていく

コーキング剤を隙間の上に置いたら、上から下に指でなぞっていきます。

あまり過度な力を入れずに、指の腹を使って、コーキング剤を隙間に埋めていきます。

隙間が見事に埋まりました。
隙間が見事に埋まりました。

なるべく適切な量を薄く伸ばしていきます。

ここでポイントなのが終始均一な力でなぞってあげることです。

すると写真のように凹凸がなく綺麗に仕上げることができます。

もしコーキング剤を厚く盛りすぎて、厚みが出てしまったりするとマスキング撤去の際にペイント剤と一緒に剥がれてしまいます。

指の腹のきわからコーキング剤がはみ出てしまうこともありますが、そういった場合は、それを指で拭き取り、また別の隙間にそれを乗せて指でなぞってあげれば問題ありません。

今回、我が家で採用したクリアの色味は、乾燥すると透明になります。

乾燥後は、塗ってあるのか塗ってないのか判別がつかなくなりますが、ペイント剤を塗布するとその仕上がりはまことしなやかに綺麗になりますので、満足度は半端ないものになるでしょう。

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