夏の読書習慣:その①

夏の読書習慣暮らしのこと

夏の季節はコロコロと天候が変わります。

暑かったりもすれば、気温がグッと寒くなったり。

ジリジリと日が差してるかと思いきや、風が吹き荒れる曇り空になったり。

現在、西日本から北日本にかけては連日、大雨特別警報が発令され、予断を許さない状況です。

雨が過ぎ去った後も、地盤が緩み、土砂災害の可能性もあるため、引き続き厳重な警戒を怠らないよう注意が必要です。

さて、このブログを書いている朝6時36分現在。

パラパラとした雨が降り、関東地方も連日雨です。

そろそろお天道様の顔が見たいものです。

今日は、何のブログを書こうか悩んでいるのですが、ちょうど目の前に本が積んであったので、私が読んだ本について綴っていこうと思います。

読書の夏

私は、年明けに年間10冊読むぞ!という目標を掲げました。

年明けからちょうど2ヶ月ぐらいでしょうか。

その時、すでに12冊の本を読んでしまったので、本来ならば、また目標を立てなければいけなかったのですが、ついついサボり癖が出てしまいました。

ということで、先月からまた目標を考えることにしました。

夏に読書の習慣を身につけなくてはいけないなぁ。

てなわけで、“夏の読書習慣”と位置付けまして、面白そうな本を相方と一緒に読んでいくことにしたのです。

以下、8月現在までに読んだ本の一覧です。

・東野圭吾:【魔力の胎動】

・東野圭吾:【ラプラスの魔女】

・住野よる:【か「」く「」し「」ご「」と「】

・宇佐美りん:【推し、燃ゆ】

・芹沢光治良:【巴里に死す】

・榎本博明:【読書をする子は○○がすごい】

・宮口幸治;【ケーキの切れない非行少年たち】

安定の東野圭吾節

東野圭吾さんはハズレがないと踏んで、相方が【魔力の胎動】を買いました。

これが面白かったので、続編である【ラプラスの魔女】もすぐに相方は購入しました。

中盤で劇的な急展開を迎え、良い意味で裏切りが絶えない、良いミステリー小説でした。

ストーリーの裏切りは絶えませんが、期待は裏切らない、安定した読後感。

さすがは東野圭吾節です。

この本を読んで、TOKIOの長瀬智也さんが主演を勤めた映画【空飛ぶタイヤ】も面白かったことを思い出しました。

あれも原作は東野圭吾さんの本だったなぁと思ったら、実は池井戸潤さんでした!

大変失礼致しました。(汗)

我が青春時代を振り返る

【か「」く「」し「」ご「」と「 】は、5人の高校生を中心に描かれた甘酸っぱい青春小説。

各章は5人それぞれの視点から描かれた物語が綴られている。

5人は、頭の上に他人の感情が見える能力を兼ね備えており、その見え方がそれぞれに特徴がある。

これには、なるほど、と感心した。

例えば、「↑」だったり「♤」、「/」、「!」、「3」といった数字や記号が頭の上に見えるらしく、そこから相手の感情を読み取っていき、自分はどのような対応を取るべきか考え、行動に移していく。

時には、頭の上の数字や記号をうまく読み取れず、すれ違いを起こして、悩んでしまうのだが、そこが青春小説の真骨頂。

人間関係、恋愛関係など、悩み多き学生の苦悩と成長、恋の成就を我々読者は楽しんでいくのだが。

この本を読んでる最中に、ふと自分が高校生の頃を思い出した。

自分の学生時代、つまり我が青春はこの小説のように綺麗じゃなかったなぁと思い、この小説に対してやきもちを妬いてしまったのだ。

では我が青春はどうだったかをよーく深ーく思い出してみると、大槻ケンヂさんの【グミ・チョコレート・パイン】に登場する冴えない高校生に近かったかもしれない。

童貞を捨てたいけど捨てられない。

女の子と喋る時、つい格好良く振る舞おうとしてしまう。

レンタルショップの「18禁」と書かれた暖簾(のれん)の先にあるアダルトコーナーが、眩しく輝いて見えた時代。

この【グミ・チョコレート・パイン】。

平成の草食系男子とは違う、昭和っぽさが妙に親近感が湧き、読んでいて安心している自分がいたことを思い出す。

住野よるさんには大変申し訳ないのだけど、我が青春を思い出させてくれてありがとうと、お礼を言いたい気分です。

↓続きは次のブログへ↓

夏の読書習慣:その②

コメント