世間ではまだ仕事納めではない職場も多いかもしれませんが、私の職場では12月28日に無事に仕事を納めることができました。
仕事終わりに、今年1年の自分の仕事ぶりを振り返ってみました。
今年は、人生で初めて仕事において中長期的な目標を設けて仕事に取り組んでみましたが、これがとても功を奏したと思います。
実は、今までは短期的な目標を立てることだけを繰り返し行っていただけでした。
明日はこれにチャレンジしてみよう。
昨日はここができなかったから、明日はここができるようになろう。
そういった日常臨床中で、目標がクリアできたら、次の目標を考えたり、目標がクリアできなかったら、どうしたら目標をクリアすることができるのかを考えて行動に移していました。
その繰り替しを行うことによって、毎日の臨床技術をアップさせることに努めていたのです。
しかし、それではその場の問題を解決したに過ぎず、その問題を解決したことによって、自分の仕事にどんな影響が及ぼされるのか、つまり自分は今後どのような存在になっていくのかということが見えない状態でした。
明確な指針がなく、靄で行き場を失った船のように立ち止まってしまうことも度々ありましたので、それ故にモチベーションを維持することが難しい時期もありました。
そこで考えたのが中長期的な目標を立てることでした。
看護の世界では、ある程度システムが構築されているので、ベテラン看護師が短期目標だけでなく、中長期的な目標を一緒に導いてあげるように面談を繰り返すようですが、社会に1人立ちしている身としては、それを自ら立てて行かなければならなず、正直なところ忙しいを理由にしてそういった部分を少し疎かにしていた節がありました。
なので、私は今年の元旦の休みを使って中長期的な目標を作ることにしたのです。
しかし、いざ中長期的な目標を立てようしたらとても難しいことでした。
熟慮に熟慮を重ねた結果、中長期的な目標を作るのに丸々1日かかってしまったのです。
頭の脳細胞はかなりの重労働を強いられ、休みなのに疲れ果てるほどに。
ベテランのビジネスマンはこういったことを毎年行っているとも聞きますので、頭が上がりませんね。
しかし、必死に絞り出して考えた中長期的な目標は、とても有意義なものが出来上がりました。
実際、仕事に反映させてみると、仕事に目的や意義を見出し、幾度となく訪れる意思決定が効率的になり、必然的に仕事も効率化していきました。
継続的にモチベーションを維持向上することもでき、仕事にメリハリを持たせて取り組むことができました。
そうして、1年間の仕事が終わった12月28日の昨日。
我ながらよくやり切ったと思える1年となりました。
この達成感は自分にしか味わえないものですね。
コメント