おはようございます。
11月7日、最初の日曜日です。
暦の上では立冬。
今日からグッと空気が冷たくなり、冬の始まりを感じる時期だそうです。
若い時は全く気にもならなかったのに、年齢を重ねるたびに暦を気にするようになったのはなんでだろう。
そうやって暦と照らし合わせて、今の暮らしを考えていくことで新たな発見を得ようとしているのかな?
うん。そういう期待が少なからずあるのかもしれない。
11月5日に公開された「エターナルズ」について
さて、今日のブログは先日公開されたMARVELの「エターナルズ」について書きたいと思います。
(※ネタバレしているので、まだ映画を見ていない方は読まないように。)
11月5日の金曜日に公開初日を迎えた「エターナルズ」を私と相方はとても楽しみにしていました。
この「エターナルズ」は「アベンジャーズ:エンドゲーム」後の世界を描いた作品なんですが、世界観や次元が今までの作品と一線を画する作品となっていました。
まず気になったのは今回の作品で初めて登場したセレスティアルズという種族。
過去に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」という映画の中で映像としては出てきましたが、セレスティアルズという名前で描かれたのは初めてではないでしょうか。
宇宙を創造した宇宙的規模の超絶対的な存在。
今までのヒーロー作品とは、この種族の登場で明らかに次元が違います。
セレスティアルズは、エターナルという種族を作りだし、地球にはびこっているデヴィアンツという怪物を倒して人間を守りなさいという指令を下しているのですが、実はセレスティアルズの本当の目的が、人間という知的生命体を増やすことによって、その知的エネルギーを活用して新たなセレスティアルズを生み出すことだったんです。
そんなセレスティアルズの目的に、意を唱えエターナルズはセレスティアルズからも人間を守ろうとするのですが。
そもそもセレスティアルズによって作り出されたエターナルズが、宇宙を想像した存在にどうやって立ち向かうの?という疑問が出てきます。
しかも、登場したセレスティアルズは、物理的に地球より大きい存在としても映画の中で描かれています。
そんな物理的にも巨大な存在に、人間サイズのヒーロー達がどうやって立ち向かうのよ!絶対勝てないよ!無理だよ!と思ってしまうのですが。
今後、MARVEL作品はこれらの疑問を少しずつ解決してくれるでしょう。
勉強しないとついていけない
またエンドクレジットに出てくるスターフォックスって誰!?
サノスの弟!?タイタン星出身!?
ブラックナイトって誰?
MARVELコミックを読んだことがない私と相方は、このエンドクレジットの意味もわからないまま映画館を後にしました。
MARVELファンであれば理解できる演出が、にわかファンの私たちにはついていけないことが多々あるのです。
勉強しないと映画の内容になかなかついていけないのですが、私と相方は映画を楽しみながら必死で勉強しています。
映画はもとより、「Disney +」でドラマを見たり、ラジオで「MARVEL STUDIOS TALK」を聞いて出演者の考察を聞いたりして勉強しています。
勉強の教材が充実しているため、勉強しても飽きません。
視聴者を楽しませる工夫を色々と制作陣やら関係者が考えてくれているので、本当にMARVELってすごいと思います。
「エターナルズ」を観た感想
「エターナルズ」の細かい解説等に関しては、すでに多くのブロガーが出しているので、私は映画全体に対しての感想を追加で書いていきたいと思います。
例えば、今回のメインキャラクター達である「エターナルズ」という種族は、宇宙を創造した絶対的な存在であるセレスティアルズによって作りだされ誕生しました。
「エターナルズ」は全てプログラム化されて作りだされたにも関わらず、人間としての感情も持ち合わせています。
この点がこの作品の面白いところだと思いました。
「ある惑星に生まれたヒーロー達が敵を倒して、みんながハッピーになる」
そのような単純な物語に終わらず、登場人物同士の人間模様が色濃く描かれているのです。
プログラム化されて生まれた「エターナルズ」という種族は、めちゃめちゃ強い存在であるにも関わらず、人間の感情を持っているため、お互いに恋をしたり、喧嘩をしたり、嫉妬したり、助け合ったり、いろんな感情が交錯しながら物語が進んでいきます。
強い存在であるヒーロー達に、そういった人間らしさや人間味というものが表現されているので、とても面白い作品になっていると思いました。
また今回の作品では、LGBTや人種による社会問題に関しても問題提起しているようにも感じました。
私は、「エターナルズ」という映画を通して、そういった問題提起を視聴者の我々に考えさせてくれるところが本当に素晴らしいと感じました。
本来、人間の感情なんて「エターナルズ」に持たせなければもっと効率良く目的を達成できたはずなのに、あえて人間の感情をもたせることで宇宙に様々な多様性を生まれさせる。
この映画の設定がとても壮大であり、考え尽くされているなぁと感心します。
考え尽くされていると言えば、劇中に登場する「エターナルズ」のメンバーでもあるスプライト。
劇中では数千年に渡って人間たちから“子ども扱い”されていることにコンプレックスを感じる役柄を、14歳の子役リア・マクヒューが見事に演じきっています。
彼女は不老不死という能力をなくしてでも人間になりたい気持ちを持っており、最終的に仲間に人間にしてもらいます。
ここがまた制作陣のうまいところだなぁと思うのですが、現実世界ではリア・マクヒューは少しずつ成長してしまいます。
実際にInstagramのポスティングでは、もうすでに綺麗な女優になっています。
下記8枚目のスライドにリア・マクヒューの写真がアップされています。
きっとエマ・ワトソンのような大女優になるのではないでしょうか。
やはり子供の成長は早いですから、子供の役柄を同じ体躯で演じ続けることはできない問題を、映画の設定で紐付けしたところがさすがだと思いました。
仮に今後作品が続いたとしても、彼女の現実世界での成長と映画の中での成長は相関することになるので、今後の作品にも出演してくる可能性が十分考えられますね。
MAVELの制作陣は本当に頭が良いですねぇ。感動しちゃう♪♪
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