「おはようモーニング。瀬戸内寂聴です。」

「おはようモーニング。瀬戸内寂聴寂聴です。」このフレーズが聞けなくなるのかぁ。日々の出来事
「おはようモーニング。瀬戸内寂聴寂聴です。」このフレーズが聞けなくなるのかぁ。

今日はびっくりするような訃報を目にしました。

あの瀬戸内寂聴さんが亡くなったというニュースです。

普段、私は朝の6時からJ-WAVEのラジオを聴きながら、ブログを書いたり、朝ごはんを作ったり、コーヒーを淹れたりして過ごしています。

ちょうど8時15分ぐらいになったらバイクで出勤するのですが、そこでいつも瀬戸内寂聴さんのコトバを聞いてから、仕事に出かけます。

昔は、そのラジオのコーナーが始まっても聞き流すことが多かったのですが、ある時じっくり瀬戸内寂聴さんのコトバに耳を傾けていると、とても素晴らしい内容をしゃべっていました。

詳細な文言は忘れてしまいましたが、「後でやればいいやではなく、今やりなさい。今を生きることによって人生は意味のあるものになる。」というような内容だった気がします。

そのコトバに感銘を受け、それから毎日のように私は瀬戸内寂聴さんのコトバを聞くようになりました。

人生において、仕事において、たくさん役立つコトバを頂いたように思えます。

例え、どぎついコトバを自分にかけられたとしても、瀬戸内寂聴さんの可愛らしい声で、すんと腑に落ちると言いますか。

納得できるといいますか。

どぎついコトバをかけられても嫌じゃないんですね。

時々、瀬戸内寂聴さんのコトバの意味が深すぎて、私には理解できない内容を喋ってることもありますが。(笑)

「おはようモーニング。瀬戸内寂聴です。」

この癖になるようなフレーズからラジオのコーナは始まります。

もうこのフレーズを聞かなければ出勤できないぐらい癖になる。

とりあえずこのフレーズを聞いてから出勤しようと思えるようなね。

このコトバを聞けなくなると思ったら寂しくて寂しくて。

とても悲しい気持ちになります。

99歳なのに、認知機能の衰えもなく、あんなにしっかりと言葉を喋ることができるってすごいことだと思いませんか?

私は、仕事で高齢者の方々を診察することも多いのですが、同じ年齢で瀬戸内寂聴さんのように言葉を巧みに扱う人とは滅多に出会いません。

本当にすごいことだと思います。

それゆえに惜しい存在をなくして、とても悔しい気持ちでいっぱいです。

コメント