先日の銀座デートした時に、相方がふとこんなことを言っていました。
「銀座は歩いてるだけでアートと出会えるね」
よくよく考えてみると、そうかもしれない。
私は、歩きながら出会えるアートに注目して、写真をおさめてみることにしました。
撮影したポイントは、主に建築物です。
銀座には、様々なブランドが立ち並びます。
各ブランドの店舗前には、それ単体でアート作品と呼べるようなウィンドウディスプレイが飾られています。
今回はそういったアートは除き、あくまでも建築物だけにフォーカスして撮影してみました。
1枚目は、外観が深緑で彩られたビルです。
良くみてみると、この深緑の部分は、緑や黒などの正方形の形のタイルが1枚1枚貼られてモザイク状に貼られています。
入口正面直上のアーケードには、レリーフも掘られており、とてもアートな作品だと思いました。
次は、オーロラのような外観のビルです。
外壁の波打つ形状が、よりオーロラの表面性状を反映させています。
近未来のような異質な存在ですが、つい目を奪われてしまいます。
続いては、ガラスブロックをいくつも積み上げて建てられたビルです。
ガラスブロックをこんなに大量に使った建築物を、私は他にみたことがありません。
ガラスブロックによって、外の光はふんだんに取り込むことができるメリットがありそうです。
ビル内部のエスカレーターもうっすら視認できますね。
こちらも細部に渡りレリーフが彫り込まれ、彫刻の造形美が美しい建物です。
今では、なかなかこのような造形が施される建物は少ない気がします。
職人による人件費がかかること、そしてそういったことができる職人が少なくなってきていることが起因として挙げられるように感じます。
しかし、こういったビルが、なぜ銀座に多いのでしょうか。
是非とも知りたいものですが、先日銀座デートをした際に出くわした林先生なら、その理由をいとも簡単に当ててしまうのでしょう。
とにかく、何も知らずに、上を見上げながら歩く銀座もなかなか楽しいものだと改めて感じました。
こうして写真を見返してみると、銀座にはアートとして出会える建築物が本当に多いなぁと思います。
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